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ミュージカルの名曲を歌おう!|ボーカルスクールVOAT

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--はじめに


皆さん、「ミュージカル」という言葉を聞いてどんなイメージをしますか?また、「ミュージカル」という言葉を聞いてどんな曲が思い浮かびますか?今日は誰もが知っているミュージカルの名曲をご紹介していきます。


■実はミュージカルの曲だった!誰もが知っているあの曲


(1)ドレミの歌『サウンド・オブ・ミュージック』


ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の曲の一つ。1959年の作品。オスカー・ハマースタイン2世作詞、リチャード・ロジャース作曲。同名の映画でも用いられた。ヒロインであるマリア・ライナー先生がトラップ一家の子供たちに音名(ドレミ)を教える場面で、マリア先生と子供達によって歌われる曲である。後にミュージカルが映画化され、有名になった。ミュージカルから離れても広く愛唱されており、非常に有名な曲である。子供が学校で初めて覚える曲の一つでもある。各節の歌詞の冒頭が「ドレミファソラシ」になっていて、なおかつ各節のメロディーの冒頭も「ドレミファソラシ」になっているため、音名を覚えるには最適とされる。この発想自体、イタリア語音名(ドレミ)の由来となった『聖ヨハネ賛歌』と通じるものがある。ちなみに原曲は、ハ長調ではなく変ロ長調であり、固定ド唱法では「シ♭ドレミ♭ファソラ」となる。


(2)ダンシング・クイーン『マンマ・ミーア!』


スウェーデンのコーラスグループABBAの代表曲の一つで、1976年にリリースしたシングル。ローリング・ストーンズの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では174位にランクされている。作詞及び作曲は、ベニー・アンダーソンとスティッグ・アンダーソンとビョルン・ウルヴァース。公式に初めて披露されたのは、1976年6月18日に結婚したグスタフ16世の結婚披露宴の際。この模様は、スウェーデン国営放送で放送されている。ビルボード誌では、1977年4月9日に週間ランキング1位を獲得。ビルボード誌1977年年間ランキングでは27位。全英シングルチャートにおいては、1976年9月4日?10月9日にかけて6週連続1位に輝き、1976年の年間チャートでは4位にランクインしている。世界13か国で1位となり、全世界で300万枚、日本で50万枚を売り上げた。2014年に、日本限定の企画アルバム『ABBA40/40?ベスト・セレクション』発売にあたって、ABBAの日本公式サイトで実施したファン投票で1位にランクインされた。


(3)Over the Rainbow『オズの魔法使い』


1939年のミュージカル映画『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌。エドガー・イップ・ハーバーグ作詞、ハロルド・アーレン作曲。1939年のアカデミー歌曲賞を受賞している。ハロルド・アーレンは曲の構想中、妻と街に観劇に出かける途中で、メロディーと「Somewhere over the Rainbow」というフレーズを着想したのが、曲ができたきっかけである。
ジュディ・ガーランドがこの曲を歌うシーンの撮影もなされたが、映画の編集段階になって撮影所幹部たちから、14歳の少女が歌うには大人びた歌で相応しくないと物言いがつき、歌唱シーンはカットされかけたが、映画のプロデューサーであったアーサー・フリードがこの曲を気に入り、土壇場で踏みとどまることができた。結果、この曲はアカデミー歌曲賞を受賞して大ヒットし、以後のジュディ・ガーランドの生涯を通じての持ち歌となった。1961年のカーネギー・ホールでのソロコンサートで歌ったライブバージョンは、ことに名唱とされている。2001年に全米レコード協会などの主催で投票により選定された「20世紀の名曲」では第1位に選ばれた。


(4)Seasons of Love『RENT』


ブロードウェイミュージカル『RENT』の挿入歌で、ジョナサン・ラーソンによって作曲された。『RENT』の中で最も重要な曲である。歌はオスチナートのピアノ主題から始まり、歌いだしは「52万5千600分」(1年間を分数に例えた表現)で始まる。この『RENT』というミュージカルは、家賃=RENTが払えないなどいろいろな問題を抱えた若者たちの物語である。原作はプッチーニ作オペラ『ラ。ボエーム』で作詞・作曲・脚本ともにジョナサン・ラーソンが7年の歳月をかけて書き上げた作品。舞台版では、2幕の幕開けに出演者が舞台上に横一列に並んで歌うシーンがとても印象的だが、映画版ではオープニング曲として歌われている。また、映画版のオープニングも舞台と同じで横一列という演出が採用されている。RENTでは、1年・1日・1分がどんなに大切なものか、どれだけかけがえのない時間かを訴えている。近年この曲は缶コーヒーのCMにも使用されたり、Little Glee Monsterやアメリカのドラマ「Glee」などでもカバーされている他、ゴスペル、合唱、海外の著名アーティストにも多くカバーされている。


(5)I Dreamed a Dream『レ・ミゼラブル』


ミュージカル『レ・ミゼラブル』の劇中曲。作詞はアラン・ブーブリル。作曲はクロード=ミシェル・シェーンベルク。英訳詞はハーバート・クレッツマー。フランス語では、1980年に発売されたコンセプトアルバム「J'avais rêvé d'une autre vie(私は違う人生を夢見た)」で、ローズ・ローレンにより歌われた。英語では、1985年にパティ・ルポーンにより初演された。2009年に英ITVで放送された公開オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」第3シリーズ初回にスーザン・ボイルがオーディションの際に歌唱。放送後YouTubeで1憶回以上の視聴回数を記録。世界中の注目を集めていた。その後スーザン・ボイルは決勝で再びこの曲を歌い、視聴者投票の結果破れ準優勝に終わる。放送後同名のアルバムが発売され、全英・全米チャートで1位を獲得した。アレサ・フランクリンやケルティック・ウーマンなど数多くのアーティストにも多くカバーされている。


■ディズニーミュージカルの名曲


(1)A Whole New World『アラジン』


1992年に公開されたディズニーのアニメーション映画『アラジン』で用いられたバラード曲。この楽曲はティム・ライス作詞、アラン・メンケン作曲で、王子に変装しているアラジンがジャスミンと魔法の絨毯で世界中を見に行く場面で歌われる。映画オリジナル版の歌唱は、アラジンの歌唱担当のブラッド・ケインとジャスミンの歌唱担当のリア・サロンガ(当時の日本盤での表記はリー・サロンガ)で、後の第65回アカデミー賞授賞式でもこのコンビで歌われたが、映画公開直後に発売されたシングルでの歌唱は、ピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルが行った。この楽曲は、1993年に第65回アカデミー賞の歌曲賞を受賞した。また、同年のゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞しており、映画音楽部門賞の二冠獲得となった。1994年にはグラミー賞最優秀賞楽曲賞も受賞した。


(2)Beauty and the Beast『美女と野獣』


1991年に公開されたディズニーのアニメーション映画『美女と野獣』の楽曲で、ハワード・アッシュマンとアラン・メンケンによって書き下ろされた。劇中では、ベルと野獣のテーマ曲として効果的に使用されている。歌詞もすれ違う2人の発展途上の友情を表現し、その感情が徐々に恋愛感情に発展する可能性を暗示している。劇中ではイギリス人女優で歌手のアンジェラ・ランズベリーが歌唱しているが、シングルではカナダ人歌手セリーヌ・ディオンとアメリカ人歌手ピーボ・ブライソンのデュエット曲として発売された。また2017年に制作された実写リメイク作品では、エンドクレジットに主題歌として使用され、アメリカ人歌手アリアナ・グランデとアメリカ人歌手ジョン・レジェンドが歌唱している。


(3)Under the Sea『リトル・マーメイド』


1989年に公開されたディズニーのアニメーション映画『リトル・マーメイド』のために作られたポピュラー曲であり、1971年の映画『ベッドかざりとほうき』の曲「ビューティフルな海」を基にアラン・メンケンが作曲、ハワード・アッシュマンが作詞した。映画ではサミュエル・E・ライトが歌唱した。第62回アカデミー賞歌曲賞や第33回グラミー最優秀楽曲賞を獲得した。この曲は、カニのセバスチャンによる嘆願であり、海に縛られる人魚のアリエルが恋に落ちたエリック王子と結ばれるために人間になりたいという望みに反対する。セバスチャンは人間の生活の苦難について警告すると同時に海中での不自由のない暮らしの利点を説明するが、アリエルは歌が終わる前に去ってしまうのでセバスチャンの嘆願を聞き入れることはない。2002年のスクウェア・エニックスのアクションRPG『キングダムハーツ』ではアトランティカのバックグラウンドミュージックとして使用された。2005年に発売されたその続編「キングダムハーツ?」ではミニゲームで使用され、セバスチャン、アリエル、ソラのパートに振り分けたものにアレンジされた。


(4)Can You Feel the Love Tonight『ライオン・キング』


1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画『ライオン・キング』の楽曲で、ティム・ライスが作詞、エルトン・ジョンが作曲した。この映画のプロデューサーであるドン・ハーン、監督のロジャー・アレーズとロブ・ミンコフによると、この映画の中で「もっとも多様な役割」をもつ。この曲は全英シングルチャートで14位を記録し、アメリカ合衆国のビルボード・ホット100では4位まで上昇した。また、フランスではナンバー1ヒットとなった。この曲は、映画の中でクリストル・エドワーズ、ジョセフ・ウィリアムズ、サリー・ドゥオスキー、ネイサン・レイン、アーニー・サベラが歌い、エンディングではエルトン・ジョンが自らパフォーマンスを行う。この曲は、1994年のアカデミー歌曲賞を受賞し、ゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞した。また、エルトン・ジョンはグラミー賞最優秀男性ポップ歌手賞をこの曲で獲得している。2003年に発売された『ライオン・キング』のスペシャル・エディション・サウンドトラックには、再度エルトン・ジョンが歌うリミックス・バージョンが収録されている。


(5)Let It Go『アナと雪の女王』


2013年に公開されたディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』に使用された楽曲。作詞・作曲は、クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス。劇中の挿入歌としては、アメリカ人女優で歌手のイディナ・メンゼルが王女エルサ役の声優として歌唱している。人々に自らの魔法を知られてしまったエルサが、王国から逃げ出した直後の場面でこの曲が使用される。また、自分の意志で抑えることができないほど強大な魔法を持つエルサが、幼少期以来ずっと抑えられてきた障害から解放され、何にも恐れずに魔法が使えることを歓喜し、歌いながら氷の城を築城するシーンで使用される。この曲は、クリステン・アンダーソン=ロペスとロバート=ロペスが映画のために書き下ろした最初の楽曲である。作詞・作曲にあたって彼らは『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』といった他のディズニー映画や、アデル、エイミー・マン、レディー・ガガ、アヴリル・ラヴィーン、キャロル・キングといった様々なアーティストからインスピレーションを受けている。この楽曲は結果的に、劇中におけるエルサの性格描写に大きく影響した。当初の脚本でエルサは悪役として書かれていたが、この楽曲から、監督のクリス・バックとジェニファー・リーは徐々にエルサを物語の主役の一人として書き直すこととなった。


--終わりに


さて、ミュージカルの名曲をご紹介しましたが、知っている曲はたくさんありましたか?どれも有名な曲ばかりですが、もし知らない曲があったら是非チェックしてみてくださいね。また、ミュージカルや映画を観て、ストーリーを把握したうえで曲を聞いてみると一味違った聞き方ができるかもしれません。

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