2025.08.23ボーカルスクールの知識
【完全攻略】アカペラのパート別役割とアンサンブルの作り方を徹底解説!|ボーカルスクールVOAT
◼︎はじめに
「アカペラってパートが色々あるけど、それぞれどんな役割があるの?」「複数人で歌うとき、どうやってバランスを取ればいいの?」そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではアカペラにおける各パートの特徴と役割、そして美しいアンサンブルを作るための具体的な方法を解説します。初心者にも、グループ活動を始めたばかりの人にも役立つ、実践的な内容です。
◼︎アカペラにおける主要5パートの役割
アカペラグループは、一般的に以下の5つのパートで構成されます。①リードボーカル(Lead)
• メロディーを担当
• 感情や物語を伝える中心人物
• 表現力と安定感が求められる
リードは曲の印象を左右する重要なポジション。パワフルな高音だけでなく、柔らかく語るようなニュアンスも大切です。
②コーラス(Top・Mid・Low)
•ハモリ(和音)を構成•リードを引き立てる役割
•曲の厚みや色彩感を生む
多くのアカペラグループでは、3声以上のコーラスでハーモニーを作ります。それぞれの声域が絶妙に絡むことで、豊かな音像が生まれます。
③ベース(Bass)
•低音を支える•和音の土台を形成
•リズムと音程の両方を安定させる
ベースはアカペラの"屋台骨"。音程だけでなく、音の立ち上がりや消え際にもこだわると、グループ全体の安定感が格段に増します。
④ボイスパーカッション(VP/ボイパ)
•リズムを担当•曲にノリを与える
•テンポキープの要
ドラムの代わりを口だけで表現するボイパは、見た目にもインパクトのある存在です。正確なビート感とダイナミクスコントロールが求められます。
⑤オブリガート・アドリブ(Optional)
•隙間を埋める即興パート•曲にスパイスを加える
曲によっては、主旋律やハモリの隙間にアドリブやスキャットを入れることで、より立体的でジャジーな雰囲気になります。
◼︎パートを活かすアンサンブルの作り方
ただ各パートを配置するだけでは、美しいアカペラは成立しません。以下のポイントを押さえてアンサンブルを組み立てましょう。●音域バランスのチェック
• 高音(Top)から低音(Bass)まで、無理のない音域に配置する
• 1人が無理をして歌うとバランスが崩れる
●音量のバランス
• 全員が同じ音量ではなく「リードが目立ち、コーラスは支える」構造を意識
• 録音して確認しながら調整するのがおすすめ
●ハーモニーの配置(ヴォイシング)
• トライアド(3和音)を基本に、4和音やテンションを加える場合は「濁らない配置」に注意
• コーラスが近い音域に重なると不協和になりやすい
●リズム感の共有
• ボイパだけでなく、全パートがリズム感を持つ
• 手拍子練習や全員でのメトロノーム練習が効果的
●ブレスとアーティキュレーションの統一
• コーラス全員のブレスの位置や切り方が揃っていると、まとまりが生まれる
• 特に終止部分や切り方に注意
◼︎実践編:アンサンブル練習の進め方
ステップ1:リードとベースだけで合わせるまずは土台をしっかり固めます。
ステップ2:コーラスを1人ずつ追加
和音のバランスや響きの変化を確認しながら進めます。
ステップ3:ボイパを加えてリズムチェック
全体のテンポ感とグルーヴを確認します。
ステップ4:録音して全体を客観的にチェック
スマホでもOK!録音して聴くことで、問題点が明確になります。
◼︎よくある質問Q&A
Q. どのパートが一番難しいの?A. 難しさは人によって異なりますが、ベースとボイパは音程・リズム両方の精度が求められるため難易度が高いです。
Q. コーラスが地味でつまらない?
A. 実はコーラスが一番音楽的にクリエイティブなパート。響きとバランスを操る職人技が問われます。
Q. パートを固定しない方がいい?
A. 成長のために様々なパートを経験するのは良いこと。ただし、ライブや大会などでは安定感を優先しましょう。
◼︎まとめ:アンサンブルは「全員で奏でる一つの楽器」
アカペラは、単に「ハモる」だけではありません。一人ひとりが自分の役割を理解し、周囲と呼吸を合わせることで、初めて心に響くハーモニーが生まれます。それぞれのパートの魅力を活かしながら、全体として一つの"楽器"のように響かせる----それがアンサンブルの醍醐味です。
あなたのグループにも、きっと素敵なハーモニーが生まれるはずです。
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