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2023.07.12ボーカルスクールの知識

やっぱ歌の力って偉大!おすすめミュージカル映画|ボーカルスクールVOAT

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■はじめに

ミュージカル映画は、歌とダンスを交えた演技を通じてストーリーを展開する特別なジャンルだといえます。
そしてその魅力は、観客を魅了する音楽と映像の融合にあります。
ここでは、ミュージカル映画における歌の力と魅力についてご紹介します。


■ミュージカル映画の魅力

(1)感情を全身で表現することについて

ミュージカル映画では、キャラクターたちが歌やダンスを通じて全身を使って感情を表現します。
歌の力によって、言葉だけでは表現しきれない喜びや悲しみ、愛情や怒りがより深く伝わります。
歌声やパフォーマンスによって、観客は物語に共感し、感情的なつながりを感じることができます。


(2)映画ならでは!多角的に表現できる映像技術について

映画は、ミュージカルの舞台演出では実現が難しいような映像効果や特殊効果を活用することができます。
映画だからこそ可能な視覚的な演出や編集技術によって、幻想的な世界や舞台を表現することができます。
これによって観客はリアルな映像体験を通じて、物語に没入することができます。


(3)記憶に残る音楽について

ミュージカル映画は、素晴らしい音楽を提供してくれます。
印象的なメロディや歌詞は、視聴者の心に鮮烈な印象を残し、作品自体の魅力を一層高めます。
ミュージカル映画のサウンドトラックは、時には映画そのものよりも人気を博すこともあり、数々の名曲が生まれています。


■おすすめ名作ミュージカル映画5選

旧作で不朽の名作ミュージカル映画をご紹介させていただきます。

(1)「オズの魔法使」(1939年)

「オズの魔法使」は、1939年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。
この映画は、ルイス・キャロルの「オズの魔法使い」を原作としています。
物語は、カンザス州に住む少女ドロシーが、竜巻に巻き込まれてオズの国に迷い込むところから始まります。
ドロシーは、新しい友達であるスクロウ、ライオン、ティンマンと一緒に、エメラルドシティの魔法使いに会い、自分の願いを叶えてもらおうとします。
映像の美しさと色彩豊かなシーンが特徴で、特にオズの国の描写は驚くほど鮮やかです。
また、映画の中で披露される数々の名曲も魅力の一つです。
代表的な楽曲としては、「Somewhere Over the Rainbow」や「We're Off to See the Wizard」などがあります。
家族向けのエンターテイメントとして広く愛されており、ファンタジーと音楽が絶妙に融合した作品として名高いです。


(2)「ウェスト・サイド・ストーリー」(1961年)

「ウェスト・サイド・ストーリー」は、1961年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。
この映画は、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を現代のニューヨークの舞台に置き換えた作品です。
物語は、二つの対立するギャング団のメンバーであるトニーとマリアが、互いに惹かれ合いながらも運命に翻弄される悲劇的なロマンスを描いています。
独特なダンスシーンや鮮烈な映像美が特徴で、ストリートダンスとブロードウェイの要素が融合した舞台的な演出が際立っています。


映画の中で披露される楽曲も非常に有名であり、特に「Tonight」「Maria」「Somewhere」などは、多くの人に親しまれています。
また、この作品は人種問題や社会の対立をテーマにしていて、当時の社会的な問題に対してもメッセージを発信していました。
そのため、社会的な重みと芸術性を兼ね備えた傑作として高く評価されています。


(3)「マイ・フェア・レディ」(1964年)

「マイ・フェア・レディ」は、1964年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。
この作品は、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」を基にしたミュージカルです。
物語は、下町のコックニー訛りの少女エルザイア・ドゥーリトルが、教育者のヘンリー・ヒギンズに言葉遣いや振る舞いを改善して上流社会のレディとなるための教育を受けるところから始まります。
ヒギンズとエルザイアの関係は、最初は対立的でしたが、徐々にお互いの心を通わせていく様子が描かれます。
物語は、エルザイアが上流社会の舞踏会で成功を収める一方、彼女自身が自分のアイデンティティを見つける過程も追求されています。
実在の社会問題や階級の壁をテーマにしており、そのメッセージ性が際立っています。


映画は、オスカー受賞歴を持つ楽曲が数多く含まれており、「The Rain in Spain」や「I Could Have Danced All Night」などは、その代表例です。


映画は、キャサリン・ヘプバーン演じるエルザイアとレックス・ハリソン演じるヒギンズの見事な演技によって支えられていて、二人の駆け引きや感情の変化が見どころとなっています。
この作品は、社会的な偏見や人間の成長を描きながらも、ユーモアとロマンスを織り交ぜた魅力的な作品として高く評価されています。


(4)「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)

「サウンド・オブ・ミュージック」は、1965年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。
マリア・フォン・トラップ家の実話を基にしています。
物語は、マリアという若い修道女が、オーストリアのトラップ家庭の子どもたちの家庭教師として雇われるところから始まります。
マリアは子どもたちとの交流を通じて家族の絆を深め、やがて家族と共にナチスの迫害から逃れるための冒険に出ます。
壮大な音楽と感動的なストーリーが特徴で、数々の名曲が印象的です。
映画の中で歌われる「Do-Re-Mi」や「My Favorite Things」などは、多くの人に親しまれています。
また、映画は美しいオーストリアの風景も魅力的に描かれており、視覚的な饗宴となっています。
家族の絆や勇気、愛についてのテーマが描かれており、観る人々の心を温かく打ち震わせます。
ロバート・ワイズ監督によって洗練された演出が施されていて、ジュリー・アンドリュース演じるマリアの魅力的なパフォーマンスも光ります。


(5)「卒業」(1967年)

「卒業」は、1967年に公開されたアメリカの映画で、ミュージカルとしても知られています。
物語は、大学を卒業し、将来に不安を抱える若者ベンジャミン・ブラドックの姿を中心に描かれます。
彼は、両親や社会の期待に応えるための職業選択に疑問を感じ、不安と迷いに苦しむ日々を送っています。
そんな彼の前に、家族の友人であるミセス・ロビンソンという魅力的な女性が現れ、彼の人生に大きな影響を与えます。
「卒業」は、音楽が映画の重要な要素となっていて、サウンドトラックにはシンプルで耳に残るメロディが多く使用されています。
特に映画の中で流れる「Mrs. Robinson」や「The Sound of Silence」といった楽曲は、作品の雰囲気や主人公の感情を表現するのに効果的に使われています。


■アマゾンプライム・ネットフリックスで見られる!おすすめミュージカル映画(2023年7月時点)

アマゾンプライムとネットフリックスでは、多くの素晴らしいミュージカル映画が視聴可能です。
以下にその中からいくつかおすすめ作品をご紹介します。

(1)アマゾンプライム

「SING/シング ネクストステージ」(2022年)
2017年に公開されたアニメ映画『SING/シング』の続編です。
動物だけが暮らす世界を舞台に、劇場支配人バスターの物語が描かれています。
吹替え声優陣が豪華で、内村光良、MISIA、長澤まさみ、坂本真綾、トレンディエンジェルの斎藤司らが前作に引き続き演じています。


「トゥモロー・モーニング」(2022年)
結婚前夜と離婚前夜の二つの時間軸から、一組の男女の愛と人生を描くミュージカル映画です。
イギリスの音楽家ローレンス・マーク・ワイスのミュージカルを原作に、ニック・ウィンストンが監督を務めました。
レ・ミゼラブルのサマンサ・バークスがキャサリン、ラミン・カリムルーがビルを演じています。


「マリー・ミー」(2022年)
スーパースターと平凡な教師の恋を描くラブストーリーです。
出演はジェニファー・ロペス、オーウェン・ウィルソンです。
監督はカット・コイロで、原作はボビー・クロスビーのグラフィックノベル『Marry Me』です。


「シング・フォー・ミー、ライル」(2023年)
芸達者なワニを主人公にしたベストセラー絵本「ワニのライル」を原作としたミュージカル映画です。
ラ・ラ・ランドのベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当し、2年連続でグラミー賞にノミネートされたショーン・メンデスがライルの声を務めました。
また、ショーマンのヘクターをハビエル・バルデムが演じ、コンスタンス・ウーも出演しています。


(2)ネットフリックス

「レ・ミゼラブル」(2012年)
19世紀のフランスを舞台に、元囚人の男ジャン・バルジャンの波乱の生涯が描かれています。
ミュージカルとしては世界43ヶ国で上演されていて、観客動員数記録を塗り替えている大ヒットミュージカルです。
『英国王のスピーチ』を監督したトム・フーパーが映画化して、バルジャンを演じるのはヒュー・ジャックマンです。


「ザ・プロム」(2020年)
監督はドラマ「glee/グリー」のライアン・マーフィーで、メリル・ストリープとニコール・キッドマンが共演したミュージカルです。
同性の恋人とのプロム参加を夢見る女子高生を応援するため、落ち目の舞台俳優たちがインディアナ州の田舎町で奔走します。


「イン・ザ・ハイツ」(2021年)
夢へ踏み出そうとする若者4人の運命が動きだしていく様子を描くミュージカル映画です。
「アリー/スター誕生」のアンソニー・ラモス、「キングコング:髑髏島の巨神」のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライターのレスリー・グレースらが出演しています。


「13: ザ・ミュージカル」(2022年)
ブロードウェイミュージカル「13」をネットフリックスがオリジナルに映画化しました。
両親の離婚をきっかけにニューヨークからインディアナへと引っ越してきた頭のいい中学生が、ユダヤ教の成人式であるバルミツバーを最高のお祝いにするために行動を起こす物語です。


■初心者にもおすすめ!歌いやすいミュージカル音楽

ミュージカル音楽は歌いやすく楽しいものも多いです。
初心者にもおすすめの歌いやすいミュージカル音楽を以下にご紹介します。

(1)「Beauty and the Beast」 - 「美女と野獣」より

美しい旋律と歌詞のメロディアスさが魅力的で、幅広い声域で歌いやすい曲です。


(2)「Defying Gravity」 - 「ウィキッド」より

情熱的な歌唱パートが印象的な「Defying Gravity」は、力強いメロディと感情的な歌詞が特徴です。
歌い手の自己表現に熱いエネルギーを与えてくれる曲です。


(3)「Summer Nights」 - 「グリース」より

「Summer Nights」は、楽しい雰囲気とキャッチーなメロディが特徴のポップな曲です。
コールアンドレスポンスのパートもあり、楽しく歌いながらストーリーを進めることができます。


(4)「Can't Help Falling in Love」 - 「オール・シーズンズ・プレゼンツ: エルビスとニクソンの特別な出会い」より

エルビス・プレスリーの名曲「Can't Help Falling in Love」は、ロマンティックなバラードです。
美しいメロディと歌詞で、感情を込めて歌うことができます。


(5)「Don't Rain on My Parade」 - 「ファニー・ガール」より

自己表現や自信を持つことをテーマにした曲です。
力強い歌唱力を発揮し、自分自身の魅力をアピールするのにぴったりの曲です。


これらの曲は、その魅力的なメロディや歌詞、歌いやすさから、初心者にもおすすめのミュージカル音楽です。
自分の声で思い切り歌い、楽しさと感情表現を存分に楽しんでください。


■最後に

ミュージカル映画は、その力強さや感動を通じて私たちに多くを与えてくれます。
歌とダンスが織りなす物語は、心に響き、喜びや悲しみを共有する機会を提供してくれます。
また、ミュージカル映画は様々な時代や背景を舞台にしており、異なる文化や社会問題に触れる機会も与えてくれます。
さらに、ミュージカル映画の楽曲は記憶に残りやすいので、時が経ってもその魅力がなかなか色褪せません。
名曲として愛され続ける作品が数多くあって、人々の心に深い感動を残しています。
ミュージカル映画の世界に触れることで、新たな感動と喜びを見出し、音楽の力を存分に楽しんでいただければ幸いです。

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