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2022.05.25ボーカルスクールの知識

マイクの前にあるアレ「ポップガード」は録音の必須アイテム|ボーカルスクールVOAT

マイクの前にあるアレ「ポップガード」は録音の必須アイテム|ボーカルスクールVOAT


―始めに

レコーディングスタジオのマイクとボーカリストの間に設置されている器具に見覚えはありませんか?あれはポップガードといわれているものです。
知らない人にとっては、マイクを守っているものであろうことは想像できると思いますが、詳しくはよく知らないという人が多いと思います。
ここでは、ポップガードの必要性や使い方、おすすめの商品をご紹介します。
レコーディングスタジオのマイクとボーカリストの間に設置されている器具に見覚えはありませんか?あれはポップガードといわれているものです。
知らない人にとっては、マイクを守っているものであろうことは想像できると思いますが、詳しくはよく知らないという人が多いと思います。
ここでは、ポップガードの必要性や使い方、おすすめの商品をご紹介します。


■ ポップガードの役割と効果

ポップガードの役割と効果についてご紹介します。


(1)ノイズ対策

ボーカルやナレーションを録音する際、特に繊細な音を拾うコンデンサーマイクでの録音時には、ポップノイズやリップノイズといったハ行やパ行の破裂音を発声するときにノイズが出てしまいがちです。
これは発音したときに、口から勢いよく息が出てマイクに風が当たったときに発生するノイズです。
このノイズはかなり耳障りなのですが、ポップガードはこのノイズを抑えてくれる効果があります。


(2)湿気対策

レコーディングの現場は湿気が多いのですが、コンデンサーマイクは湿気に弱いので対策が重要です。
スタジオ空間の湿気は別の対策が必要ですが、ポップガードを装着することで呼気に混じる湿気や唾からコンデンサーマイクを守ってくれる効果があります。
ポップガードがあることで、マイクと一定の距離を保つことができるので、湿気の多い息がマイクにかかってしまうことから守ってくれます。


■ どれを選べばいい?ポップガードの種類

ポップガードは思いのほか種類がたくさんありますので、いざ購入するとなると迷ってしまうと思います。
ポップガードの種類をいくつかご紹介しますので、購入の際の参考にしていただければと思います。


▼材質について

(1)布製

布製やナイロンのポップガードは、網の目が細かいので、大きな空気振動が発生する息の影響を軽減させる場合の使用に最適です。
しかし布やナイロンには、高音を吸収する性質があるので、高い音を発する楽器などには不向きといえます。
布やナイロンのポップガードは網の部分を取り替えることができるものもありますので、数年に1回は取り替えるといいでしょう。
そして何より金属製と比べてリーズナブルなのが大きなメリットです。


(2)金属製

金属製のポップガードは網の目が粗いので、人が吐く息の音を強く抑えることはできません。
しかしその反面として、高域特性があるので高い音もしっかりと通過させてクリアに録音することができるので、ボーカルというよりも高い周波数で演奏される楽器の録音の際に使用されることが多いです。
布やナイロンと比べて、金属製は洗うことも可能なので衛生的ですし、ウェットティッシュで拭いたりもできるのでメンテナンスが簡単です。


▼取り付け方

(1)クリップ式

マイクスタンドなどの好きな位置にクリップ部分を挟んで取り付けるだけなので、簡単にセッティングができます。
初めて使う人にはオススメです。
しかし、細やかな位置の調整には限界がありますので、常に固定して使用するものというより、簡易的で一時的なものと考えた方がいいです。


(2)クランプ式

マイクスタンドの支柱にネジを使って固定します。
クリップ式に比べてしっかり固定ができるので、落下やズレたりする心配がクリップ式に比べて少なく安定感がとても強いです。
マイクスタンドの太さに合わせて細かく調整できるのもポイントです。
頻繁に取り外しをする場合はクリップ式が好ましいですが、ある程度固定して使用するのであればクランプ式がオススメです。


(3)カゴ式

マイクに直接取り付けます。
クランプ式が一方向からの音に対して効果があることに比べて、カゴ式は範囲の広い音に対して効果があります。
また、視界の邪魔にならないので、同じ空間で対話をしたり、譜面を見ながら録音したり、撮影しながらの録音をする際のメリットになります。
自分のマイクに装着できるかどうか、購入前にサイズの確認は必ずしてください。


■ ポップガードの使い方

ポップガードを使う際の注意点についてご紹介します。


(1)マイクスタンドに取り付ける

ポップガードは様々なメーカーから発売されていますが、マイクスタンドに取り付ける形式がほとんどです。
途中で動いてしまわないようしっかりと固定して取り付けましょう。


(2)マイクとの距離

マイクとポップガードの距離はとても重要です。
近すぎてしまうと破裂音によるノイズや唾による湿気からマイクを守ることができないですし、遠すぎても音が上手く拾えません。
一般的にはこぶし1/2くらい(3〜7cm)空けるようにすると良いといわれています。


(3)口との距離

マイクとの距離と同様に近すぎても遠すぎても良くないので適切な距離にすることが重要です。
あまりにも目の前にあり過ぎると、ポップガードと接触してしまう恐れがあって、それはボーカリストにとってストレスになるので注意してください。
気持ち良く一生懸命に歌っていると自然と手が動いてしまうので、意外と口ではなく手がポップガード当たってしまうことがよくありますので気をつけましょう。
一般的には5〜15cmくらいが良いとされています。


■ 自宅配信におすすめのポップガード

自宅で配信する際におすすめのポップガードをご紹介します。

(1)SD GAZER PF1

https://onl.la/BsjDQP7
参考価格: 1,000円
価格の造りが頑丈なのでコストパフォーマンスが高いです。
カバーの直径が15.5cmと大きめなので視界に入ってはきますが、二重メッシュ構造なのでマイクをしっかりと保護してくれます。
フレキシブルアームなので、自宅の様々な場所に応じての設置も可能です。


(2)GRANPRO

https://onl.la/nZzHpVk
参考価格: 1,780円
ゴムで取り付けるカゴ式なので、あらゆる形状のマイクにもフィットするのが特徴です。
サイズもコンパクトで視界を遮る範囲も狭いので、顔出ししながらの動画配信にも適しています。


(3)BLUE YETI POP FILTE

https://onl.la/1WsyD7H
参考価格: 2,450円
ネット配信や簡易レコーディングの定番マイク「BLUE YETI」専用のポップガードです。
フィルター二重張りのクランプ式で、デスクやマイクスタンドの内側に取り付けることができます。られる仕様です。
別売りのショックマウント(https://onl.la/EePQx6d)と併用すると、録音中の振動音も防ぐことができます。


(4)STEDMAN

https://onl.la/SedQPCX
参考価格: 6,600円
効果価格なのも頷ける高品質なポップガードです。
プロの間でも定評があります。
金属製なので洗浄が簡単であることも魅力ですが、何よりカバー部分の特殊加工によって音域に関わらずしっかりと音を拾ってくれるのが大きな魅力です。
対応するマイクスタンドには直径9〜23.5mmという制約がありますので、購入前に必ず確認をしてください。


(5)番外編「自作のポップガード」

オススメというわけではないですが、本格的に始める前にポップガードを試してみたい、ポップガードが壊れてしまって一時しのぎ、などとして自作してしまうのもひとつです。
100円ショップで購入できるもので自作もできますので、一例としてご紹介します。


●準備するもの
カス揚げ(https://onl.la/HF8i7yB)
ストッキング(https://onl.la/dLfSShR)
輪ゴム(https://onl.la/5XstkvZ)


●作り方
1.カス揚げにストッキングを被せる
2.輪ゴムでストッキングを固定する
3.ストッキングの不要な部分をカットする


市販されているものと比べると効果は弱いですが、5分程度で作成できますし無いよりは有った方が良いといる程度の効果は見込めます。


―終わりに

いかがでしたでしょうか。
ポップガードの必要性を強く感じていただけたのではないでしょうか。
声を録音するときの重要なアイテムであるポップガードを、ご自身の録音環境に合わせて最適なものを選んでいただければと思います。

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