2022.03.14ボーカルスクールの知識
初めてのオーディオインターフェイスの選び方|ボーカルスクールVOAT
はじめに
みなさん「オーディオインターフェイス」って聞いたことはありますか?!何やら最近ではこの「オーディオインターフェイス」を使って作業がすることが一般的らしいです。
例えば歌のレコーディングであったり、ギターやベースをPCに取り込んだり... 配信したり... 用途も種類も色々です。
今回はそんな「オーディオインターフェイス」について深掘りしていきましょう。
■ オーディオインターフェイスとは
「オーディオ・インターフェース」の名前から見てみましょう。
1.「オーディオ」とは
・テレビ(ラジオ)などの音声・音・音響系統・音楽鑑賞用の音響装置...
2.「インターフェース」とは
・接点・接触面・境界面・異なる種類のものを結びつけるときの共用部分
・コンピューターで機器やプログラムどうしを繋ぐ装置(部分)
名前から想像すると何となく「オーディオインターフェース」の用途が見えてくると思います。
要するにオーディオインターフェースとは、主にDTMなどコンピュータとその周辺機器を接続しパソコンに取り込む機器になります。
■ パソコンとの接続をチェックしよう
オーディオインターフェイスとパソコンなどを「どのように接続すれば良いか分からない」というのは、DTM初心者にとっては良くある悩みのひとつです。オーディオインターフェースは周辺機器を接続しパソコンに取り込む機器ですが、音質をこだわる際にアンプやスピーカー・楽器・マイクなどいろいろな機材を「入力・出力」させることができます。
オーディオインターフェースとパソコンを接続するときに重要なのが機器との接続方法です。
USB・Lightning・USB TypeC・FIREWIRE・HDMI・Thunderbolt・PCIといった様々な接続端子があります。
用途に合った接続端子を必ずチェックし揃えましょう。
現在、多く使用されているのがおそらく「USB端子」になります。
その中でも、規格に対応した機種の多くは「USB 2.0」ではないでしょうか。
パソコンに搭載されているUSBの規格は「USB 1.1」「USB 2.0」「USB 3.0」「USB 3.1 」などがあります。パソコンとの接続するときは確認しましょう。
転送速度が早いほど、より多くのデータのやりとりが出来ます。
高音質での再生が可能と考えて結構です。
それぞれで最大の転送速度は異なり「12Mbps・480Mbps・5Gbps・10Gbps」となっています。
オーディオインターフェースで採用されているのは、主に 「USB 2.0 」と「USB 3.0」 です。もし、オーディオインターフェースが「USB 3.0」を接続条件とし、使用しているパソコンが「USB 2.0」の端子しか搭載されていない場合は使用することができませんので注意して下さいね。
■ 選ぶチェックポイント
オーディオ・インターフェースの選び方は、用途や目的によって異なります。まず始めに、大きく2つ初心者の方へ向けて紹介します。
他にもいろいろなチェックポイントを参考にして下さい。
(1)目的
まず、自分がどのような「目的」でオーディオインターフェース使いたいのか?オーディオインターフェースは、さまざまなタイプの製品が発売されています。
どうしても初心者の方は迷ってしまいます。
まず一番に考える事は「こんなことやってみたい!」「あんなことやってみたい!」を優先して考えて下さい。
そうする事で自分が欲しいオーディオインターフェイスが絞られてくると思います。
「オーディオインターフェース」を使って一番やりたいことを書き出しましょう。
(2)値段
オーディオインターフェースは「性能」や「品質」によって数千円のモノから、数万円、数十万円の高額なものまであります。金銭的に厳しい方や、初心者の方はまず「音楽スタイル・予算に応じた」オーディオインターフェース選びましょう。
また、自分の持っているパソコンのスペックやDAWソフトなど相性が良いものを選びましょう。
1. 入力端子
【オーディオ・インターフェイスを使った場合の入力時】
楽器やマイクの入力時に音を「オーディオインターフェースなし」でパソコンに取り込むとマイクや楽器のケーブル端子とパソコン側の入力とは形状が合いません。
そこで変換アダプター等を使用して接続できます。
ただし、問題になるのがノイズ(雑音)です。
パソコン側に搭載されている「マイク端子」や「ヘッドホン出力端子」と言うのは会話レベルの録音ができ、手軽に再生ができればOKといった最低限の機能を果たしているのが大部分です。
つまり「会話ができる程度の音質」で良いならオーディオインターフェースは必要ありません。
しかし、音にこだわるDTMの場合は、それでは困ります。
パソコン本体から「ジーーー」「ザーーー」とノイズが混入したりします。
音を取り込む際の音質は、オーディオインターフェースの有無で、全く次元が異なる音質になります。
オーディオインターフェースを選ぶときに「入力端子」などもチェックポイントの1つに入れましょう。
2. 出力端子
【オーディオ・インターフェイスを使った場合の出力時】
オーディオインターフェースを使わずに「DTMの音」や「CDの音」をパソコンから出力する場合もノイズに悩まされますし、音質劣化といった問題が生じる場合が多々あります。
これはデジタル信号を、音としてアナログ信号に変換する機能「品質精度」と性能が「パソコン」と「オーディオインターフェース」は全く異なるからです。
オーディオインターフェイスを使った場合の出音はやはり良いです。
オーディオインターフェースを選ぶときの「出力端子」などもチェックポイントの1つに入れましょう。
3. オーディオ性能
オーディオインターフェイスの機能の中で特化した性能はやはり音質です。
オーディオインターフェイスは入力した音を最大限の「良音・好みの音」に再現できる機材になります。
音質の面でオーディオインターフェイスを選ぶ際には「ビットレート」と「サンプリングレート」に注目しましょう。
オーディオインターフェイスを購入する際に一般的な記載があります。
「ビットレート」は「bit」「サンプリングレート」は「Hz」と、表記されています。
【ビットレート】
音量の解像度のようなもので数値が高いと「音の変化を細部に渡って表現することが可能」になります。
オーディオインターフェイスは「16bit」もしくは「24bit」どちらかが多いですが、「24bit」の方が音質は良いです。
ちなみに、サブスクリプションは基本「16bit」に対応しています。
【サンプリングレート】
どれだけ高い音を収録可能なのか数値となっています。
数字が大きければ大きいほどよいです。
販売されているアーティストのCDなどの音源は「44.1kHz」で録音されています。
音源制作を目的としてオーディオインターフェイスを購入するなら最低でも「48kHz」あるものか、それに近いものを購入するようにして下さい。
4. 付属ソフト
オーディオインターフェイスの中には、グレードは低めですが「DAWソフト」が付属されているものもあります。
上級者にとっては不要かも知れませんが、初心者の方や、ソフトを持っていない方には付属DAWは嬉しいものです。
DAWを通常で購入すると金額の高いものも多いです。
金銭的に余裕がない人にとっても付属のDAWはありがたいですよね。
こういった部分も選ぶときのチェックポイントにいれましょう。
■ ボーカル録音におすすめオーディオインターフェイス
「Focusrite(フォーカスライト)/ Scarlett(スカーレット) 2i2(gen.3)」シンプルな機能が魅力の一つでもある配信向けオーディオインターフェイスです。
搭載されているツマミが少なく複雑な操作が必要ないため初めてオーディオインターフェイスを購入する方におすすめです。
カラーもワインレッドで他機種のものよりデザインもかわいいです。
配信用としてはもちろん、DTM用としても利用できます。
「キャノン端子」と「標準フォン端子」をそれぞれ搭載。
また、「Hi-Z」入力にも対応しており、楽器を使用した配信も出来ます。
値段もお手頃でオススメです。
おわりに
みなさん「オーディオインターフェイス」って凄いですね。最近ではこの「オーディオインターフェイス」を使って作業がすることが一般的になりました。
歌のレコーディングであったり、ギターやベースをインターフェイスからパソコンに取り込んだり、配信したり... 用途も種類もいろいろです。
今回そんな「オーディオインターフェイス」について深掘りしていきました。
参考にして下さいね。

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