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2021.05.19ボーカルスクールの知識

喉に負担をかけないデスボイスの出し方を伝授!|ボーカルスクールVOAT

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--はじめに

今回は、デスボイス=デスボを紹介します。最近ではアイドルグループでもシャウトやデスボイスを使う《音楽新デスボ時代》に突入してきました。
そのためデスボを使えるようになりたい、といった女の子も増えています。
正しく発声をすれば、喉を痛めずデスボを使うこともできます。
デス曲を歌う前の《ウォーミングアップ》もぜひ参考にしてみてください。それでは無理をせずにデスボの扉を開いてみましょう。


■デスボイスとは?シャウトとの違い

基本的に《デスボイス》は<低音域/Low voice>の歌唱方法になり、音程やメロディーに関係なく大声で歪ませ・叫ぶ 声の出し方が特徴です《シャウト》は〈高音域/High voice〉と呼ばれ一概には言えませんが、音程やメロディーに合わせて叫ぶような特徴があります。


■1つだけじゃない!デスボイスの種類

まず〈デスボイス=デス声〉一般的にはまとめて《デスボイス》と言われることの方が多いですが、その中でもデス声《デスボ》を何種類かに分けて分類することができます。
これは国によってデスボイスの〈言い方が変わったり〉ジャンルによって〈呼ばれ方が変わったり〉するので何種類もの細かいデスボの種類があります。


大きく2種類に分けると《フォールス コード スクリーム/False Chord Scream》《フライ スクリーム/Fry Scream》になります。


【デスボイスの種類】

・グロウル
・グラント
・ガテラル
・スクリーム
・スクリーチ
・ピッグ スクイール
・フライ スクリーム
・フォールス コード スクリーム


ここに上げた以外にも多くの種類がありますデスボの種類の違いは曖昧なところもありますが《音質・声質・出し方・低音域・中音域・高音域》等で呼び方が変わったりします。基本とされる始まりの声が〈エッジボイス〉から分かれ派生し《音質・声質・出し方・低音域・中音域・高音域》大きくまとめて《デスボイス》と言われています。


■やってはいけないデスボイスの出し方と注意点

【やってはいけない練習方法/Examples of mistakes】

咳をするように声をだす方法?Cough voiceをよくネットなどで目にしますが初心者はやらないでください。喉を痛めてしまう可能性があります。
風邪の症状で咳をしすぎて喉や胸が痛くなる状態と同じです繰り返すと喉を痛めてしまい結節(けっせつ)やポリープを引き起こし、歌えなくなってしまう危険性もあります。


〈デスボ/デスボイス〉は通常の歌唱法・発声法に比べると、まだ〈認知度の低いテクニック〉の一つになります。
正しい練習方法など実際にはまだ広く行き渡っておらず全体的に一般化されていません。
手軽くネットで調べてみると喉に負担を掛け痛めてしまう危険性の高い内容で溢れていました。声帯は繊細な臓器の一部です。
間違った情報などを鵜呑みにせずに気を付けて無理をせずトレーニングしましょう。


■喉を傷めないデスボイスの出し方

(1)デスボイスを出すためのウォーミングアップ

デスボイスは喉・首・肩まわりに力が入りやすくなりますので、しっかりとウォーミングアップし余分な力を抜くようにしましょう。

【首・肩回りのほぐし方】
?肩を上下にゆっくりと上げたり・下げたりを20回以上しましょう。


?左耳を左肩に付けるように頭を斜めに傾けて右側の首の横の筋肉を伸ばします。手のひらでやさしく上から下へ大きく鎖骨めがけて5回程摩りほぐしましょう。


?右耳を右肩に付けるように頭を斜めに傾けて左側の首の横の筋肉を伸ばします。手のひらでやさしく上から下へ大きく鎖骨めがけて5回程摩りほぐしましょう。


?首を大きくゆっくり左右5回程、回しましょう。


?顔を上に向けて顎をあげ、首の筋肉(前部)を伸ばしましょう。
 両手を使い指先で上から下へ5回程鎖骨の方へ摩りほぐしましょう。


(2)デスボイスの発声方法

デス声には出し方がいろいろとあります。その一つを紹介します。
女子でも割とすぐできる初心者向け低音デスボ「グロウル」


? 自分自身の低音域で出しやすい場所?《出しやすい音》を探しましょう。
? 顎(あご)を下げ、舌を下の方にしっかり置きます。
? ?の状態でコールドポイントを意識して空気をしっかり吸います。
? 母音の[う]と[お]の中間の声で『 ウォ 』と出して見ましょう。
? 息を多めに『 ウ"ォーーー 』と〈弱く〉出して見ましょう。


(3)デスボイスの出し方

低く唸る(うなる)唸り声を、低音デスボイスの《グロウル》と言います。
出し方は、上記の?〜?を参考にし、?〜?へと繋げて行きましょう。


? しっかり声に出さずに、息を多めに『 ウ"ォー 』と弱く出して見ましょう。
? 次に『 ゥォ ゥォ ゥォ ゥォ ウ"ォーーーーー 』と小さく弱めに唸り(うなり)声にしてみましょう。
?「ウ"ォーーーーーー」に自然に"エッジ"が掛かる感じになると成功です!


? 〜?をむりせずに丁寧にやる事で、喉に負担を掛けずにできる《"グロウル"》になります。間奏などのアクセントに"グロウル"の歌唱法を使って見てもいいですね。ちなみに、通常の発声法の低音域(胸声/チェストボイス)も要練習です。声の辺り(あたり)が下がり、安定しやすくなりますよ。


(4)デスボイスの練習方法

デスボを練習するときの注意点があります。デスボを練習している際にどうしても喉周辺の筋肉に負担が掛かってしまいます。
正しい発声法をマスターするまでは長時間の練習は控えましょう。
1日で習得しようとせず時間を分け喉・首・肩まわりのコンディションを整え少しずつコツを掴んでトライしましょう。


■あんな風にデスボイスを出したい!有名アーティスト

《Japan/男性編》

ジャパンでのデスボイスの元祖は日本のハードコアパンクバンドGISMのボーカル《横山SAKEVI》と言われております。まずGISMは聴くべきでしょう!


【 G.I.S.M.(ギズム)/Death Exclamations 】
https://www.youtube.com/watch?v=cuJI-joK-Bg


その後、日本ではアンダーグラウンドな位置付けであったデスボイスをメジャーへ押しあげたのが《DIR EN GREY》《マキシマム ザ ホルモン》あたりでしょう!※個人的見解です


【 DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)/ Obscure Live At Download 2013】
https://www.youtube.com/watch?v=CyvIVC4vU3c


【 マキシマム ザ ホルモン/Zetsubou Billy 】
https://www.youtube.com/watch?v=EgDSwOjBIAw&list=RDEgDSwOjBIAw&start_radio=1&t=73


《Japan/女性・アイドル編》

歌の中でもデスボがアクセントになっていますね。
新しい感覚にドキッとすらします。


【 PassCode/MISS UNLIMITED 】
https://www.youtube.com/watch?v=X48UZ4j9N04


【 Broken By The Scream /サヨナラバースデー 】
https://www.youtube.com/watch?v=Q8qOH-f6doM&list=RDEMdxb_sMZjNABcWU5JgXAOAQ&start_radio=1


《World/世界編》

海外は、凄いアーティストがいっぱいますので、有名どころをご覧下さい。


【 ARCH ENEMY/The World Is Yours 】
https://www.youtube.com/watch?v=lk2-bgwA0Ro&list=RDMMlk2-bgwA0Ro&start_radio=1


【 Deicide/ Homage for Satan 】
https://www.youtube.com/watch?v=IJkMrl4AG8w


【 Carcass/ Heartwork 】
https://www.youtube.com/watch?v=ZpbpOgUybBM


今回、上記の「あんな風にデスボイスを出したい!有名アーティスト」のピックアップに《デスボイスを追い求め30年!!》私の知人、バンドマンのGANさんに協力してもらいました。GANさん貴重なご意見ありがとうございました!


--終わりに

今回は、デスボイス=デスボを紹介しました。
正しく発声をすれば、喉を痛めずデスボイスが出せるようにきっとなります。
ライブやカラオケ、配信など歌を歌う前にウォーミングアップもぜひ参考にしてやってみてくださいね。それでは無理をせずにデスボをマスターしよう。

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