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2021.03.09ボーカルスクールの知識

昔より声が低くなった気が・・・声も老化するの?|ボーカルスクールVOAT

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--はじめに

人間が老いていくのは、避けられないことです。ですが、それには意味もあリます。声も同じように、
昔のように《ハリのある若い声》を保つにはどうしたらいいのか、日ごろから気をつけたいポイントもいくつかあります。
自身の声のハリを維持するために、声の老化の《予防》と《トレーニング》を紹介します。


■声が老化するとどうなるの?

年齢を重ねると声の張りがなくなり周辺の筋肉が衰え「かすれたり、しわがれ声」になってしまいます。電話などでも聞き取りづらいと言われることが増えてきたりもします。
よくあるのは、自身の声の音域が下がり以前は歌えた曲が、歌えなくなったりもします。また、食べ物や飲み物が食道(しょくどう)ではなく、気管(きかん)の方へ入ってしまうことで、むせやすくなり"誤嚥性肺炎"(ごえんせいはいえん)を引き起こすこともあります。さらに、口の開閉や舌を動かす筋肉が衰えると、滑舌も悪くなり、日本語で大切な"母音"(ぼいん)の口の開け方が弱くなります。
声帯の老化はコミュニケーションの支障のほか、自身がしゃべっている動画など、客観的に自分の声を聞き、昔と変わっていることに気づき、驚くこともあるではないでしょうか。
声は30代から衰え始め、〈声帯とその周りの筋肉が衰えていく〉のが主な原因です。声の異常を訴える高齢者は、近年増加傾向にあると言われています。"声帯萎縮"(せいたいいしゅく)は女性では閉経後に徐々に進み、男性は70歳前後から多くなり声が通らずに、聞き返される方も増えています。
"声帯萎縮"(せいたいいしゅく)とは、声帯がやせることにより、声を出そうとしても隙間ができてしまう状態をいいます。


■声が老化する原因

声帯は声帯筋によって動きますが、残念ながら年をとると身体の筋肉が衰えるように、声帯の筋肉も衰えます。この筋肉の衰えはホルモンの減少によっても影響されます。
更年期(閉経後40〜50代)は声がかすれる原因の一つと言えます。加齢に伴って声の変化を経験している方が多いと思います。このような声の変化の主な原因は〈声の老化〉によるものです。
のど仏の後ろの位置に声帯はあります。横隔膜(おうかくまく)を使い、肺から息をはき出し、声帯のすき間を空気が通過し〈声帯が振動〉して声になります。


"声が変化する原因"
〈表状のたるみ・こわばり〉
〈声帯のむくみ・ゆるみ〉
〈唾液量の減少〉
〈口が開かない〉
〈口と舌の筋肉の衰え〉
〈声帯の変化〉
〈肺活量の低下〉
〈通過する空気の減少〉


などが考えられます。空気の減少は肺活量が低下すると起こりますが、健康な方では老化によって肺活量の低下はそれほど急激に変わることはありません。《声の変化の大きな原因は声帯の変化》です。
加齢により肺活量や唾液量が減少し、筋肉が衰退することで、声に異変が生じると言われています。つまり《声の老化の原因》は声帯筋の筋力低下とホルモンの減少です。〈声が出しずらかったり・かれやすい〉方の声帯は、細く痩せ、萎縮(いしゅく)していることが多いようです。


■喉も老化する?

"喉(のど)も老化をもちろんします" 残念ながら年をとると身体の筋肉が衰えるように、声帯の筋肉、のど周辺の筋肉も衰えていきます。
のど周辺の筋肉が衰えると〈かすれた、しわがれ声〉になってしまいます。また、食べ物や飲み物が食道(しょくどう)ではなく、気管(きかん)の方へ入ってしまうことで、むせやすくなり"誤嚥性肺炎"(ごえんせいはいえん)を引き起こすこともあります。
喉(のど)の、空気と食べ物を仕分ける部分を"喉頭"(こうとう)といい、その前にあるのが"のど仏"です。空気が送られる気管と、食べ物が送られる食道の分岐点には"喉頭蓋"(こうとうがい)というフタがあります。これは、呼吸をしたり声を出すときは開きます。
一方、食べ物を飲み込むときは喉頭蓋(こうとうがい)が倒れて気管の入口にフタをします。同時に、食事のときは開いている声帯が閉じ、気管をふさぎます。こうして食べ物が気管に入るのを防いでいるのです。そして"咽頭"(いんとう)が上から食べ物を絞られ奥へ送られると食道の入口が開き、食道から胃へ送られます。
のど周辺の筋肉が老化すると誤って気管に入ってしまう恐れもあり、その状態を誤嚥(ごえん)と呼びます。 誤嚥は肺炎の原因ともなります。結果、"喉(のど)も老化をします"


■声の老化を予防するトレーニングを始めよう

声の予防〈のどの乾燥に注意!〉
声帯はとても繊細に出来ています。シンプルですが常に喉を潤わせておく意識を忘れないということです。乾燥した声帯ではすぐに枯れてしまい声帯を痛め兼ねません。《みずみずしく・うるおい》のある声帯が最高のパフォーマンスを手伝ってくれます。喉の周辺の潤いを保つ為にも、水分をこまめにとり、お部屋の加湿などにも気を使いましょう。肌の調子が悪いときや、乾燥してる日などは、喉を無理に使い過ぎないように予防しましょう。また、〈お酒や喫煙〉なども乾燥を招きます。〈ストレスや睡眠不足〉ものどに負担をかけます。


声のエクササイズ〈笑顔が声をサポート!〉
表情も『イキイキ!』と笑顔で話すと、声のトーンも上り『気分も高揚し!』周りの人も明るくなってくれます。このように普段からこの《笑声・えごえ》を自然に使えるようになるために、お顔のストレッチをやって見ましょう。


?まず、鏡を見ながら指3本で《やさしく頬に手を添え》外向きに回すように表情筋をほぐしましょう。このときには口角(こうかく)をげ、前歯が10本見えるように笑顔を作りましょう。


?顎(あご)や顎関節(がくかんせつ)に負担をかけない程度に、お口を大きめに5回「開けたり、閉じたり」して見ましょう。


?ストレッチが済んだら、[あ・え・い]の"母音"と、[お・う]の"母音"   
にわけて《笑顔でゆっくり》声に出して見ましょう。母音と表情筋を使ったわかりやすい動画を参考にして下さい。
→→→ https://youtu.be/AUrJ_9isYqc    


?出しやすい声で《ゆっくり、ゆっくり》声に出して見ましょう。口の形に気をつけて下さい。

[あ・え・い・う・え・お・あ・お]


[か・け・き・く・け・こ・か・こ]


[さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ]


[た・て・ち・つ・て・と・た・と]


[な・ね・に・ぬ・ね・の・な・の]


[は・へ・ひ・ふ・へ・ほ・は・ほ]


[ま・め・み・む・め・も・ま・も]


[や・え・い・ゆ・え・よ・や・よ]


[ら・れ・り・る・れ・ろ・ら・ろ]


[わ・を・わ・を・わ・を・ん]


他にも、北原白秋「五十音」も滑舌など、言葉のエクササイズにとてもいいです。      


表情、舌の動きがよくなると、明瞭に言葉を話すことができ、印象もよくなります。表情筋を鍛えると声の老化防止はもちろん、表情も豊かになります。楽しみながら、笑顔で表情イキイキ!トレーニングしましょう。


--終わりに

声の衰えを防ぐためには、日ごろからできることもたくさんあります。お友達や、家族と《積極的におしゃべりしたり》好きな歌を気持ちよく《歌ったり》日々、無理をせずに、《楽しく声を出す習慣》を続けるとよいでしょう。新聞や雑誌など《音読》もお勧めします。声を出し、人と話し、歌うことは、元気な声を保つためにとっても必要です。そして声帯は《うるおい》が大切です。水分補給や加湿にも気を付けて見ましょう。

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