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2023.03.31配信アーティスト・歌い手の知識

初心者必見!スマホで出来る「歌ってみた」の作り方|ボーカルスクールVOAT

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―始めに

皆さんは「歌ってみた」動画を見たことがありますか?
Adoさんなどの影響も大きく一般にもどんどん広がりをみせており、多くの人から「歌ってみた」に投稿したいということを耳にします。
投稿してみたいけどやり方がわからない、難しそう、そもそも何が必要かよくわからないと人も多いと思います。
実は簡易的ならスマホがあれば「歌ってみた」動画を作ることができます。
ということで、今回はスマホで出来る「歌ってみた」動画の作り方をお伝えしようと思います。


■ 「歌ってみた」とは?

「歌ってみた」動画とは、ニコニコ動画にある「歌ってみた」というカテゴリーがその名前の由来になります。
元々はボーカロイド曲やアニソンのカバー動画をニコニコ動画やYouTubeなどの動画配信サイト、SNSなどにアップするのが「歌ってみた」の主流でした。
人気に火が付いたのは、ニコニコ動画から発信されている「ボーカロイド曲」を歌うアマチュアシンガー「歌い手」と呼ばれる人たちの活躍です。
今や多くの人が知るアーティスト、Adoさんやまふまふさんのように「歌い手」からプロのシンガーになっていく人も増えてきています。
「歌ってみた」の認知度が上がるにつれ、歌った動画をアップしていくことは一般の方にも広がり、近年ではプロのアーティストが他のアーティストの曲のカバー動画をアップすることも増えてきています。

■ 「歌ってみた」の投稿に必要な機材とアプリ

「歌ってみた」動画を作るおおまかな手順は


? 必要なものを揃える。
? 歌声を録音する。
? 歌声とカラオケ音源を合わせる。(MIXをする。)
? MIXした音源と動画を合わせる。
? 動画配信サイトに投稿をする。


になります。
しっかり作ろうと思うとPCなどが必要になってきますが、今回は初心者向けにスマホで完結させるための必要な機材とアプリをご紹介します。


【必要な機材とアプリ】

? スマホ
2台あると動画撮影用と音源再生用に分けられスムーズに行えます。


? カラオケ音源
市販のものは著作権の都合上使用しない方が良いので注意しましょう。


? イヤホンマイク
歌の録音と動画の撮影を同時に行う場合にはなくても良いですが、より良い音にしたい、歌と動画を別録りする場合には必要になります。


? 録音編集用アプリ
iPhoneなら最初から入っている「GarageBand」、androidなら「Tune Me」がおススメです。


? 動画編集用アプリ
iPhoneはiMovieが最初から入っています。
PowerDirectorはiPhone、androidどちらにも対応していておススメです。


*動画を撮影する場合は、スマホスタンドがあると便利です。


■ カラオケ音源を手に入れよう

「歌ってみた」動画は配信という性質上、カラオケ音源の使用に著作権が絡んでくるので細心の注意が必要になります。
まず市販されている音源の使用は避けた方が良いので、それ以外の方法で手に入れる必要があります。


YouTubeの検索で「歌いたい曲タイトル カラオケ」や「歌いたい曲タイトル inst」と入力するとオフボーカルの動画が出てくると思います。概要欄を必ず確認をし、目的に対して使用可能かどうか確認をしましょう。
ボーカロイド曲を使いたい場合は、作者のブログやSNS、また「PIAPRO」というウェブサイトからダウンロードをすることができます。ただし、作者によって「歌ってみた」動画の使用禁止にしている場合もあるので確認をしましょう。


PIAPRO:https://piapro.jp/


ハードルが上がるかもしれませんが、自分で作成したオケ、ギターやピアノで伴奏、弾き語りをするのは問題ありません。


■ 準備ができたら早速録音

カラオケ音源を手に入れられたら録音に挑戦していきましょう。
録音の仕方は、動画と歌を同時に録音する「一発録り」という方法と「歌声」と「歌っている姿の動画撮影」を別々に行う方法があります。


【一発録り】

?スマホ2台もしくは別で音源を流すことができる場合?
これが一番簡単に録音できる方法で、DTMアプリを使わずに行うことができます。
イヤホンマイクを使わず、スマホもしくは音源を流すことができるメディアでカラオケ音源を流し、もう1台のスマホで歌っている動画を撮影します。
デメリットとして、歌と映像の両方がうまくいかないといけない。
歌とオケのボリュームバランスを取るのが難しい。また、音源を流すものが別にないといけない点です。


?スマホ1台しかない場合?
この場合はバックグラウンドでカラオケ音源を流し、動画を撮る。
またイヤホンマイクを使うことで歌声の音質は向上します。ただ音割れしやすいのでイヤホンマイクの距離感を考えると良いです。
デメリットは歌と映像の両方がうまくいかないといけない、歌とオケのボリュームバランスを取るのが難しい点です。

【歌声と映像を別々で録る】
?音声録音アプリを使って歌を録る?
基本的には一発録りと同じ流れで映像ではなく音声をボイスレコーダーのアプリで録音する。
デメリットはオケと歌の細かいボリューム調整ができない点です。

?DTMアプリを使って歌を録る?
カラオケ音源と歌をそれぞれのトラックに分けることができ、個別にボリューム、EQ調整ができるなど編集がしやすくなります。
また、歌の良いテイクを繋ぎ合わせたり、録り直しを部分的にすることができるので完成度の高い歌を録ることができます。
デメリットはDTMアプリの操作に慣れないといけない点です。


?映像を撮る?
録り終えた歌を流しながら、その音に合わせて歌っている動画を撮影する。
歌っている映像にしたくない場合は、写真やアニメーションなど他の映像にすることもできます。


■ 編集の仕方

iMovieやPowerDirectorなどの動画編集アプリを使い編集をしていきます。
動画編集アプリを開き、映像を貼り付ける。音声のみ別で録っている場合はそれも貼り付ける。


【編集のポイント】

・撮った動画の最初や最後の余分なところをカットする。
・動画の始まりと終わりにアプリに元々入っている素材などを使い
演出を作る。
・曲タイトルや名前などのテロップを差し込む。
・音声と映像を別々にしてある場合は、映像の音と歌の音声の
タイミングを合わせて貼り付け、その後映像の音声をオフにする。
・曲の進行に合わせて歌詞を載せる。


最初は大変な作業になってしまいますが、少しでも多くの人の目に留まるような動画にしたいのなら、写真や曲に合った様々な動画を繋ぎミュージックビデオ風に作成するのも良いと思います。


■ 書き出したら投稿しよう!

動画編集用アプリで編集が終わったら書き出しをします。
書き出しのポイントは「ファイル形式」、「解像度」、「アスペクト比」を確認することです。


【ファイル形式】

書き出すのに「AVI」、「MOV」、「mp4」など様々なファイル形式があります。
iPhoneで撮影した動画はMOV、androidで撮影した動画はmp4になります。
ファイルサイズを抑えたい、また迷ったりしたら「mp4」を選択すると良いと思います。


【解像度】

解像度は動画を作成する重要になります。
一般的によく使われている動画サイズの名称と解像度は以下の4つになります。


? SD(480p)  画素数:854×480
現在はあまり使用されませんが、アナログ放送の解像度です。


? HD(720p)  画素数:1280×720
現在の放送主流サイズです。


? フルHD(1080p)  画素数:1980×1080
いわゆるフルハイビジョンで、デジタル放送の最大解像度となります。


?4K(2160p)  画素数:4096×2169
フルハイビジョンの4倍の画素数になります。


高品質な動画を制作するには高い解像度が必要ですが、解像度が上がれば上がるほど動画の容量が大きくなり、編集処理やアップロードに時間がかかります。
通信環境によって読み込みに時間がかかり、ユーザーの離脱につながります。その為、適切な解像度を設定することが大切です。


【アスペクト比】

アスペクト比とは、テレビやインターネット動画などの映像の横と縦の長さの比率を表しています。
近年よく使われているのは「16:9」のワイドサイズ、デジタル放送やDVDなどに使用されています。
動画配信プラットフォームごとに異なったアスペクト比があり、どのアスペクト比を使用するかが重要になります。


【YouTubeに投稿】

YouTubeで推奨されている動画のファイル形式はmp4で、音声コーデックがAAC-LC、映像コーデックがH.264となっています。
ただ、YouTubeは多くのフォーマットに対応しているので、基本的にはどの形式を選んでも問題ありません
また、アスペクト比は「16:9」解像度は「1280×720」HD(720p)が主流です。


【SNSに投稿】

Twitter、Instagram、Facebook、Tiktokなどの主要SNSのファイル形式はmp4かMOVの2種類になります。
解像度、アスペクト比はプラットホームによって変わってきます。


【Twitter】

動画投稿の推奨アスペクト比は、「1:2.39」から「2.39:1」で最大解像度は「1920×1200」、最少解像度は「32×32」になります。


【Instagram】

動画投稿は「1.91:1」「1:1」「4:5」のアスペクト比、解像度は「600×315」「600×600」「600×750」が推奨されています。
また、ストーリーズはアスペクト比「9:16」、解像度は「1080×1920」が推奨されています。


【Facebook】

解像度は1280×720を推奨、投稿方法によって推奨アスペクト比があります。
・フィード投稿:「4:5」
・Facebookストーリーズ:「9:16」
・動画カルーセルフォーマット:「1:1」
・インストリーム動画:「16:9」


【Tiktok】

Tiktokはスマホで撮影をして投稿するのがベースになっているので、アスペクト比や解像度は気にせず使用することができます。
PCで推奨されているのは、アスペクト比「9:16」、解像度は「1080×1920」になります。


―終わりに

気を付ける事、音声、動画アプリに慣れることなど、大変な部分もあると思います。
最初は時間がかかるとは思いますが、まずは簡易的に制作をしながら、数をこなしていくことで少しずつ自分の理想の形に近づけていけられると思います。

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