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【ボイストレーニング】喉を開く発声のコツとは

■喉を開くためのコツ

(1)喉が閉じている状況を自覚

喉を開くためには、まずは自分の喉がどのように閉じているのかを自覚する必要があります。 喉が閉じているのは、喉が上下に開けていないケースと左右に開けていないケースの大きく分けて2つです。


1.「喉が上下に開けていない」場合
喉仏が上がって、首や顎などに力が入ってしまっています。
響きの弱い幼い声で、かたくて浅い声にもなります。
必要な力が入っていないので暗くて不機嫌そうな声にもなってしまいます。


2.「喉が左右に開けていない」場合
声に雑音が混ざったり、母音が濁ってしまいます。
歯を食いしばったときに見える筋が、発声している時に常に浮き出ている状態になります。


(2)喉を開くコツ


1.喉を上下に開くコツ
上下に開けていない場合は、軟口蓋を引き上げて、喉仏を引き下げる必要があります。
軟口蓋を引き上げるというのは、喉の状態を「あくびをしている時の喉の状態」にして声を出すイメージです。
また、左右の奥歯で噛む動作は、喉が上下に開きます。
有名な練習の一つに、割り箸を奥歯で噛みながら声を出すというトレーニングがあります。
このトレーニングをやりすぎると「嚥下障害」になってしまう可能性があるので強くお勧めしません。
また、表情筋を正しく使うことができると、無理なく喉が上下に開きます。
目を見開く、鼻の穴を開く、口角を上げるというのが発声の基本です。


2.喉を左右に開くコツ
首の力みをとるため、左右に首を軽く振って声を出す練習が有名です。
声を出す前に入念なストレッチをするのも効果的です。
眉間にしわが寄ったり、口角が下がって口の形が三角形になると、喉が力んで固まってしまいやすいです。
力んでしまう人には、無理に力を入れなくても声が出る、という実感が必要です。


■喉を鍛える方法ってあるの?


(1)喉を鍛えるとは?


声帯自体は筋肉ではないので鍛えることはできませんが、声帯を動かす筋肉を鍛えることはできます。
要するに、喉を鍛えるということは、声を出すために必要な筋肉を鍛えること、といえます。


(2)鍛える方法


声帯を動かす筋肉で一番重要な筋肉が「輪状甲状筋」です。
この筋肉は喉仏を下げたり、喉を開く時に必要です。
・輪状甲状筋を鍛える方法
?喉仏の上下運動と喉の開閉を繰り返す。
?裏声でフクロウの鳴き声のような声を繰り返す。


■ボイストレーニングで知る喉の使い方


歌うときに喉に無理な力を入れないコツをお伝えします。
喉に無理な力が入る原因は、姿勢の乱れ、顎の使い方が良くない、身体の意識が前に出すぎているところにあります。


(1)歌う姿勢


喉に無理な力を入れずに歌うには、腰と肩と首の位置を常に一定に保つ姿勢をとると良いです。
姿勢は、歌を歌う上でとても重要です。
声の出しやすい姿勢は、自然と喉の力みを和らげます。


(2)顎の使い方


下顎よりも上顎を使う意識が必要です。
滑舌が悪かったり、早口が歌えない人は、下顎中心の顎の使い方になっている可能性があります。
あくまでも上顎を意識するわけですが、顔が上に向きすぎないように注意する必要があります。
顔の位置は、正面を見ている状態を保ちながら歌ってみて下さい。


(3)意識を背中側に


意識を身体の前方ではなく、後方の背中側におく必要があります。
声が出るのは前方であり、相手も前にいます。
歌うときの対象物は前にあるので、意識も前にいきがちです。
歌うときの意識を前方から背中に変えることで、喉の力みはかなり減少します。


--終わりに
喉を開く発声は、感覚でしか説明できないことも多々あるので難易度は高めです。
喉のことを知らないが故に、できないことがほとんどだと思います。
喉に関する知識をしっかりと身に付けることで、よりイメージが明確になっていきます。
一度に全部を達成しようとしても最初は難しいはずです。
ひとつひとつを正確に出来るようにして、喉を開くことに慣れてできるようになるまで頑張って下さい。

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