2024.11.15ボイトレの知識
歌が上手くなるコツ10選:初心者でも効果的に歌唱力を高めるテクニック|ボーカルスクールVOAT
◼︎はじめに
歌唱力を向上させるためのステップは、誰にでも手に入るものです。初心者でも実践できるテクニックを身につけることで、歌う楽しさを感じながら、自分の声を磨くことができます。ここでは、歌が上手くなるための10のコツを紹介します。
◼︎腹式呼吸法をマスターする
(1)腹式呼吸とは?その基本的なやり方と練習方法
腹式呼吸は、声を出すために必要な基本的な呼吸法です。お腹を膨らませるように深く息を吸い、吐く際はお腹をへこませます。初めは あおむけで寝た状態や座った状態で練習し、慣れてきたら立った状態でも行ってみましょう。
(2)呼吸のコントロールで歌のフレーズを滑らかに!
腹式呼吸を身につけると、息を長く保つことができるため、歌のフレーズを滑らかに歌い上げることが可能になります。呼吸のリズムを意識して、フレーズをつなげてみましょう。
◼︎正しい姿勢が歌唱力を引き出すカギ
(1)理想的な立ち方・座り方で発声をスムーズに
首が前に出ないように、体をまっすぐに保ち、肩の力を抜いたリラックスした姿勢が重要です。足は肩幅に開き、重心を安定させてください。
猫背になったり、反り腰にならないように気を付けましょう。
(2)姿勢が悪いとどんな影響がある?
歌う時の姿勢が悪いと、歌うのに影響が出ます。その理由をいくつか挙げていきます。
*呼吸の質の低下
姿勢が悪いと、胸や腹部の動きが制限され、深い呼吸が難しくなります。これにより、必要な声量や音域が出しにくくなります。
*声の安定性の欠如
不適切な姿勢は声帯の緊張を引き起こし、声が不安定になったり、かすれたりすることがあります。正しい姿勢は声帯に対する負担を軽減します。
*表現力の制限
姿勢が悪いと、身体全体を使った表現がしづらくなります。特に感情を込めた歌唱には、身体の動きが重要です。
*疲れやすさ
不適切な姿勢は身体の筋肉に余計な負担をかけ、疲れやすくなります。これが長時間歌う際のパフォーマンスに影響します。
*聴衆への印象
姿勢が悪いと、聴衆に対する印象も悪くなることがあります。自信を持った姿勢は、パフォーマンス全体の魅力を引き立てます。
*怪我のリスク
長時間の不適切な姿勢は、筋肉や関節に負担をかけ、痛みや怪我の原因になることもあります。
正しい姿勢を意識することで、歌唱の質が向上し、より良いパフォーマンスが可能になります。歌う時は、背筋を伸ばし、リラックスした状態を心がけると良いですよ!
◼︎耳を鍛えてピッチを安定させる方法
(1)音程を取る力を強化するためのイヤートレーニング
音楽を聴きながら、音程を確認する練習をしましょう。ピアノや楽器を使い、自分の声と比較することで、正確な音程を把握できます。
また、カラオケの採点モード等を使うと音程バーが出てくるので、視覚的に自分が出している音を確認するのも有効的です。
(2)自分の声を録音してチェックする習慣を身につける
自分の歌声を録音することはとても重要で効果的です。その理由をいくつか挙げていきます。
*自己評価と改善
録音を聴くことで、自分の歌声やパフォーマンスを客観的に評価できます。
音程、リズム、発音などを確認し、改善点を見つけやすくなります。
*自己表現の強化
録音を通じて、自分の感情や表現をより明確に伝える方法を探ることができます。歌詞やメロディに込めた思いを表現する手助けになります。
*創造性の刺激
自分の歌を録音することで、新しいアイデアやアレンジが生まれることがあります。自分のスタイルを確立するためのインスピレーションにもなります。
*技術の向上
録音を重ねることで、発声技術や表現力が向上します。特に、自分の声を客観的に聴くことで、改善点を意識的に練習することが可能になります。
*モチベーションの向上
録音したものを聴くことで、自分の成長を感じられ、モチベーションが高まることがあります。また、他人に聴いてもらうことでフィードバックを得ることもでき、さらなる励みになります。
*作品の記録
歌の録音は、自分の成長や変化を記録する手段にもなります。時間が経つにつれて、自分の過去のパフォーマンスを振り返ることができ、自己理解が深まります。
◼︎表現力を高めるための顔のストレッチ
(1)表情筋エクササイズで滑らかな声を出すコツ
表情筋エクササイズは、滑らかな声を出すために非常に効果的です。以下にいくつかのエクササイズやコツを紹介します。
*あいうえお体操
口を大きく開けて、「あ」「い」「う」「え」「お」と発声します。このとき、表情筋を意識して使うことで、柔軟性が増します。
リップトリル
唇を閉じて、振動させながら「brrrrr」と音を出します。これにより、喉をリラックスさせ、声帯の柔軟性が高まります。
*あごの動き
あごを上下左右に動かすことで、口周りの筋肉をほぐします。これも発声において重要です。
*声を出す前の準備
歌う前に軽いマッサージを行うと良いです。頬や顎を優しく揉むことで、筋肉の緊張をほぐし、滑らかな声を出しやすくなります。
これらのエクササイズを日常的に取り入れることで、滑らかな声を出すための基盤が築かれます。楽しんで続けてみてください!
(2)感情を込めやすくするための「顔の準備体操」
感情を表現するために、顔の筋肉を柔軟に保つことが重要です。鏡を見ながら、さまざまな表情を作る練習をしてみてください。
*顔のストレッチ
顔全体を使って、ストレッチを行います。眉を上げたり、口を大きく開けたり、頬を引き上げたりすることで、表情筋をほぐします
*笑顔エクササイズ
笑顔を作ることで、顔の筋肉を使います。微笑んだ状態で声を出すことで、明るいトーンの声が出やすくなります。
*リラックス
表情筋が緊張していると、声も硬くなります。リラックスした状態でエクササイズを行うことが重要です。深呼吸を取り入れると効果的です。
◼︎歌詞の意味を理解し、聴く人の心を動かす歌い方
(1)感情を込めて歌う
歌詞の意味を深く理解することが重要です。「何を伝えたい歌詞なのか?」、「主人公がどういう人物なのかバックボーンを考える」「周りの情景、風景は?」など、歌詞にはないところも自分なりに想像してみましょう。そうすることで感情を込めた歌唱ができます。そしてストーリー全体を意識しながら歌うと良いと思います。
(2)楽しむことを忘れない
歌うこと自体を楽しむことで、リラックスした状態でパフォーマンスできます。お気に入りの曲を自由に歌って、楽しさを感じましょう。
◼︎最後に
歌が上手くなるためには、日々の練習と楽しむ姿勢が大切です。紹介したコツを実践しながら、自分の声を磨いていきましょう。自信を持って歌うことができるようになれば、さらに楽しさが広がります。

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