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2022.03.03ボイトレの知識

ボイトレで行うスケールトレーニングとは|ボーカルスクールVOAT

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はじめに

「スケール」という言葉を聞いたことはありませんか?!
実際に意味を理解した上で応えられる人は少ないのではないでしょうか。
今回はそんな「スケール」について解りやすく丁寧に解説していきます。


■ スケールとは?

スケール(scale)とは「音の並び方を表す言葉」です。
音高により音を高低に並べたものです。
日本語では「音階」と訳されます。


皆さんがよく知っている「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」もスケールと言います。
これは西洋音楽の音階です。
スケールの作り方は「全・全・半・全・全・全・半」のような間隔を使用して見つかる音の組み合わせになります。
スケールには色んなパターンの種類が有ります。


■ スケールトレーニングをする理由

皆さんがカラオケなどで歌を歌うときにメロディを歌いますよね。
その時にほとんどの人が歌詞を意識しながら気持ちよく歌います。
ですが、プロは「歌詞+音高(ピッチ)」にも注意しています。
「スケールトレーニング」をする事で正確に音を取ることができるのです。


メロディとは「音と音の繋がり」で出来ています。
始まりの音(1度)に対して「高い音」「低い音」「同じ音」このような複数の「音と音の繋がり」をメロディ(旋律)と言います。
歌う前にはブレスが必ず必要になります。
ブレスから次のブレスまでのメロディのひと区切り(領域・範囲)を「フレーズ」と言います。
メロディ・フレーズは気持ちよく旋律を奏でる為に、複数の音と音の繋がりで出来ています。
そこで、「スケールトレーニング」が欠かせなくなります。
練習方法を紹介します。


【やさしいスケール発声】

2度発声(2トーンスケール)
「ド・レ・ド・レ・ド〜」


3度発声(3トーンスケール)
「ド・レ・ミ・レ・ド・レ・ミ・レ・ド〜」


4度発声(4トーンスケール)
「ド・レ・ミ・ファ・ミ・レ・ド〜」


5度発声(5トーンスケール)
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド〜」


【高度なスケール発声】

オクターブ発声(オクターブスケール)
「ド(1度)・ミ・ソ・ド(8度)・ソ・ミ・ド〜」
 

1・5オクターブ発声(1・5オクターブスケール)
「ド(1度)・ミ・ソ・ド(8度)・ミ・ソ(1.5)・ファ・レ・シ・ソ・ファ・レ・ド(1度)」


上記のメニューを半音ずつ上げたり下げたりしながら「スケールトレーニング」しましょう。


■ スケール=音階の種類

スケールでの音階の種類は数多くあります。
ここでは有名なスケールを2つ紹介します。


【1. メジャースケール】

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」


皆さんよく知っている「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」のスケールです。
スケールの作り方は「全・全・半・全・全・全・半」のような間隔を使用して見つかる音の組み合わせになります。


このように同じ間隔を使っていれば、それぞれの調(Key)が異なる12種類の同じような音の並びが現れます。
これを「メジャースケール(長調)」と呼びます。
ド(C・ハ)から始まるメジャースケールを「Cメジャースケール」といいます。始めの位置によって「Cメジャースケール」のような名前がつきます。


【2. ナチュラルマイナースケール】

「ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭」


ナチュラルマイナースケールの間隔は「全・半・全・全・半・全・全」になります。
「メジャースケール」の第3・6・7音(ミ・ラ・シ)を半音下げると「ナチュラルマイナースケール(短調)」になります。


このように同じ間隔を使っていれば、それぞれの調(Key)が異なる12種類の同じような音の並びが現れます。
これを「ナチュラルマイナースケール」と呼びます。
ド(C・ハ)から始まるマイナースケールを「Cナチュラルマイナースケール」と言います。
始めの位置によって「Cナチュラルマイナースケール」のような名前がつきます。


■ スケールトレーニングのやり方

いろいろなスケールを活用して、半音ずつ「上げたり・下げたり」しながらスケールのトレーニングを行いましょう。
発声をする時に使われる言葉など(母音・子音・濁音・破裂音)色々試してみましょう。


【いろいろな種類の発声】

・ハミング


・リップロール


・タングトリル


・アー (Ah)


・ハー (Ha)


・ネイネイ... (NayNay... )


・ヤィヤィ... (YaiYai... )


・ウィウィ... (WeWe... )


・グゥグゥ... (GooGoo... )


【2度発声/2トーンスケール】

「ド・レ・ド・レ・ド・レ・ド〜」


「ド・ド・ド・レ・ド〜 ド・ド・ド・レ・ド〜」


【3度発声/3トーンスケール】

「ド・レ・ミ・レ・ド〜 ド・レ・ミ・レ・ド〜」


「ド・ミ〜 ド・ミ〜 ド・レ・ミ・レ・ド〜」


【4度発声/4トーンスケール】

「ド・レ・ミ・ファ・ミ・レ・ド〜」


「ド・レ・ミ・ファ・ミ・レ・ド・ファ・ド・ファ・ド・ファ・ド〜」


【5度発声/5トーンスケール】

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド〜」


「ド・ソ〜 ド・ソ〜 ド・ミ・ソ・ミ・ド〜」


【オクターブ発声/オクターブスケール】

「ド(1度)・ミ・ソ・ド(8度)・ソ・ミ・ド〜」


■ 発声練習の注意点

スケールトレーニングの発声は、ただ声を出せばいいと言う訳ではありません。
発声練習の前には「ウォームアップ」を必ず行いましょう。
最低でも下記は実践しましょう。


1.正しい姿勢で
2.表情筋をほぐしましょう
3.肩・首回りをストレッチしましょう
4.腹式呼吸をして息の流れを作りましょう


準備体操をせずに行うと声帯や周辺筋肉が硬い状態で声を出すことになります。
声帯や周辺の筋肉を痛めてしまう恐れがありますので、声を出す前には「準備体操」を忘れずに!


■ Youtube「VOATチャンネル」

VOATチャンネルでは幾つかの解りやすい「スケールトレーニング」を準備しています。
参考にして下さい。


【参考動画】

  

終わりに

今回のボイトレで行う「スケールトレーニング」の大切さをわかってもらえましたでしょうか。
最近ではスケール発声の無料アプリや、CD音源なども多くあります。
みなさんのボイトレ向上のために日々練習の中で「スケールトレーニング」をぜひ取り入れてみてください。
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