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オーディション用のデモ音源の作り方|ボイストレーニングVOAT

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音楽系のオーディションでは、「デモ音源」を提出する必要になることがほとんどです。
課題曲が決まっている場合と、自由曲を1?2曲選んで歌って作成する場合もあります。
デモ音源を作るにあたって、自分の魅力を最大限に伝えるためにおさえておく必要のあるポイントをいくつかご紹介します。


■ デモ音源を作る際に必要なもの

(1)スマホ録音アプリや録音専用レコーダー

最近のスマホであれば、高音質で録音可能なアプリがありますので自分に合ったアプリを探してみて下さい。 録音専用レコーダーも、1万円?2万円で高音質なものが手に入ります。 このどちらかがあれば、カラオケや自宅で簡単にデモ音源の作成ができます。 ただし、カラオケ店舗で作る場合には音質には注意が必要です。 自宅での録音では、無意識のうちに声量が小さくなってしまうことに注意が必要です。 録音後は、音程の正確さだけでなく、表現力や滑舌などもセルフチェックして下さい。 時間的に余裕があれば、なるべく曲調の異なるものを録音して提出すると良いです。


(2)ライブハウスでライブ出演


PAさん(音響担当)に録音、録画を事前に依頼します。
映像であれば歌だけでなく、外見やステージングでの表現もアピールできます。


■ ノイズ混じりはNG!どこで録音したらいいの?

(1)ノイズが混じると何がいけないの?

デモ音源を審査する人が、技術や声質を正確に判断できるように音質には細心の注意をして録音するべきです。 スマホのマイクは高性能になりましたが、それは同時にノイズを拾いやすくなっていることでもありますので注意が必要です。 素晴らしい技術や声質を持っていたとしても、ノイズ混じりの音源では正確な評価はできません。


(2)ノイズが混じらないために


そこで、専用のレコーディングスタジオで録音することをおすすめします。
専用のレコーディングスタジオは、なによりマイクの性能に大きな違いがあります。
カラオケで使用されているダイナミックマイクと違って、レコーディングスタジオにあるコンデンサーマイクは性能が遥かに良くて、細かい音もクリアに拾うことができます。
言って、レコーディング専用のマイクを使っています。
アンプやその他の機材も非常に高品質なものを使用しているので、カラオケ店の録音と比べものにならないくらいの差が出ます。
防音設備も整っているので、ノイズが入る心配がありません。


(3)レコーディングスタジオのデメリット


高品質な機材と防音設備が整った環境で録音するデメリットは、費用がかかる、ということだけです。
最低でも2万円?3万円はかかることは覚悟が必要です。
少しでも費用をおさえるためには、エンジニアの知識を習得して人件費を浮かすしかありません。


■ リバーブ(エコー)のかけすぎには注意


審査する人は、可能な限りナチュラルな声の状態を聴きたいので、 リバーブ(エコー)は低い設定で録音するのが良いです。
特にカラオケ店舗での録音時には、リバーブ(エコー)が高い設定になっていることがほとんどなので注意が必要です。
リバーブ(エコー)によって自然とビブラートがかかったような歌になるので、一見すると歌が上手に聴こえるような錯覚がありますがこれは誤解です。
リバーブ(エコー)が強いとかえって下手に聴こえることもあります。
確かな歌唱力があれば、そもそもリバーブ(エコー)はそこまで必要ありません。
自分の歌声で勝負できるようになるためにも、ボイストレーニングで発声を鍛えて抜群の歌唱力を身に付けて下さい。


■ 弾き語りの録音の仕方


(1) アコギの場合


1.「一発録り」と「別録り」
アコギと歌で音源を作る場合、「一発録り」と「別録り」の2種類があります。
演奏と歌の技術に自信がある人、録音を急いでいる人は「一発録り」がおすすめです。
アコギと歌を同時に録音するので、失敗などがなければ短時間で効率よく音源が完成します。
その一方で、「別録り」は準備や手順を理解する必要がありますが、確実に音源の作成ができます。


2.「別録り」について
「別録り」をするにはDTMの環境が必要となります。
レコーディングソフトの機能を使うことで、ボーカルだけの修正やギターだけの修正が可能となります。


3.「別録り」仮歌録音
録音したい楽曲の仮歌を録音します。
マイクを1本で弾き語りを録ります。
ギター、歌をそれぞれ別録りする際に、この仮歌を聴きながら本番のギターや歌を録音します。
「仮歌」なのですが、テンポやリズムには注意が必要です。
仮歌のリズムが乱れていると、本番での録音でも乱れてしまいます。
ピッチやギターのミスは大きな問題にはなりません。
DAWソフトにはクリック(メトロノーム)機能がありますので、このクリック音に合わせて演奏します。


4.「別録り」ギター録音
歌とギターのどちらを先に録音しても構いませんが、ギターを先に録音することで本番のギターを聴きながら歌うことができます。
アコギの録音をする際には、マイクを2本用意することで音の奥行きを出すことができますので、余裕があれば準備することをおすすめします。
そして、ピーク(0db)を越えない音量の範囲で可能な限り大きな音で録るようにして下さい。
音量が小さい音を大きく加工する機能はありますが、この機能によって小さなノイズも大きくなってしまう弊害もあります。


5.「別録り」ボーカル録音
せっかく「別録り」するのですから、納得がいくまで何回でも録り直したいところですが、歌い続けると喉の状態が変化して声が変わってしまうこともあります。
集中して取り組んで、目標は3回目くらいで録音終了できると理想的です。
また、レコーディングのテクニックとしてパンチイン、パンチアウトがあります。
これは、ミスをするまで録音し続けて、ミスしたところだけを録り直すテクニックです。
パンチイン、パンチアウトで注意したいことはマイクとの距離感です。
マイクとの角度や距離で音量や音質は大きく変化しますので注意が必要です。
また、ヘッドフォンからの音には注意して下さい。
クリック音やヘッドフォンから漏れた音をマイクが拾っている可能性があります。


(2) ピアノの場合


録音の手順などはアコギと同じです。
ピアノの場合は、打ち込みデータとしての記録も同時にできる場合はやっておいた方が後々便利になることがあります。


--終わりに
歌手オーディションにおいて、デモ音源はとても重要なものです。
そして、録音に正解はありませんが、質の高い音源に仕上げるためにはテクニックは必要です。
ここで紹介した録音手順を参考に、自分の魅力が一番伝わるデモ音源を完成させることがデビューチャンスの第一歩ですので頑張って下さい。

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