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巻き舌ができない人必見!かんたん練習法|ボーカルスクールVOAT

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はじめに


まず、日本人は言葉の語源から考えても、ほとんど日常生活で〈巻き舌〉を使わない文化です。
ですが海外では、イタリア語・スペイン語・フランス語・ロシア語・ドイツ語・ラテン語・・・他にも世界で多く使われている発声法の一つでもあります。
改めて国内に目を向けてみましょう。歌手の方はもちろん、声優・ナレーターなど、「声」を仕事としている人たちは、全員巻き舌を練習します。それくらい実は発声法として巻き舌は重要なのです。そんな巻き舌ですが、意外とできない人が多いことでも知られています。そんな〈巻き舌〉をテーマに沿ってみていきましょう。


■出来なくても良い?巻き舌のメリットとは


先ほど述べたように日本人は、ほとんど日常生活で巻き舌を使わない文化ですので出来なくても大丈夫ですが、これから〈声〉を使ったお仕事をやってみたいと考えている人、歌手/シンガーソングライター/声楽家/声優/アナウンサー/ラジオパーソナリティ/ナレーター/司会/MC/ボイストレーナー/ゲーム実況者/ライバー/Spoon配信/ユーチューバーなどなど、考えている人は、確実に表現の幅が広がります!表現の幅が広がると言うことは、【夢が広がる!!】と言うことにも繋がってきますよね。巻き舌が「出来る・出来ない」とでは、大袈裟なようですが【夢も変わってきます!!】
特殊な職業の噺家(はなしか)などは、寄席で、(講談・落語・浪曲・萬歳)江戸っ子特有の巻き舌でまくしたてる《べらんめえ口調》を使っています。なかなか軽快で、リズムのある言い回しなど聴いていて、きっぷが良く気持ちいいものです。


メリット1


巻き舌を使うことで個人差もありますが滑舌が良くなります。声優、役者など目指すのであれば早めのセリフ回し・テンポの良い口調など脚本、演出には欠かせません。《表現技法》が広がります。


メリット2


ボーカリストにも滑舌は音楽を伝えるうえで大変重要なものです。どんなにいい楽曲でも、歌詞がはっきりしなかったり、声が細すぎたりすると、曲の印象が薄れてしまい「伝えたい気持ち」や「テーマ」が半減してしまいます。巻き舌を練習することは総合的な《表現力》を上げることに繋がります。


メリット3


外国語の発音も良くなります日本語には巻き舌を使う発音はありません。巻き舌を習得することで舌の使い方が上達し、外国語の発音も良くなる傾向があります。語学の勉強をしている人は、巻き舌の練習もすることをお勧めします。


メリット4


声を出す前のウォーミングアップにも最適です。


■巻き舌の仕組みとは?


〈巻き舌〉小さい頃からできる人もいれば、どれだけ頑張ってもできないという人もいます。まずはどのような仕組でこの音が出るのか見ていきましょう。日本語で「ラ行」を発音する時、舌が口の上側に付き、そこをはじきながら音を出していると思います。※専門用語では硬口蓋(こうこうがい)硬口蓋歯茎(こうこうがいしけい)辺り。このポジションに舌がついた状態でここに発声のための空気を通すと、舌が振動することで〈巻き舌〉の音が鳴ります。個人的観点で言うと、実際には舌はそれ程巻いていません。「巻き舌 / マキジタ」名前に惑わされないで下さいね。


■巻き舌に舌の長さは関係ある?


わたしの舌は、基本的に長めだと感じています。何故かと言うと、下の先端が鼻頭に「ピトッ。」と付きます。あまり周りではいないので、どちらかと言うと、おそらく長めの方なのでしょう。そういった事もあり調べて見ました。舌の長さの因果関係ですが、舌の長さはあまり関係ないとお思います。


ある誌面で読んだ事があります。『南米の〈 r 〉の発音ができないスペイン語圏の人には会ったことがありません。』と言うものでした南米の人でも舌の長さには個人差があるはずです、みんな出来るということは舌の長さは関係ないということになると思います。まずは「ラ行」の発音が出来ればそこからがスタートです。ていねいに・根気よくトライして見ましょう。


■巻き舌を練習する前に舌を鍛えよう


巻き舌には舌の筋肉が必要になります。筋肉をつけることで習得を早めることができます。簡単に練習する方法は、?上唇と歯茎の間に舌を差し込み、左右に大きく動かします。次に、?下唇と歯茎の間に舌を差し込み、左右に大きく動かします。?舌の先端を鼻頭の上方向へ「ビィ〜ン。」伸ばします。?舌の先端を下顎の下方向へ「ダラ〜ン。」と伸ばします。?不二家のペコちゃんを想像して下さい。ペコちゃんのベロ(舌)のように左右に数秒ずつ伸ばしてみましょう。この?〜?は不慣れな動きなので舌に適度な負荷がかかり、筋肉が鍛えられます。舌根にかなり効き目がありますので無理をせずに少しずつ行ってください。


■巻き舌の練習法 


いろんな言葉を使い巻き舌のトレーニングは行われますが、今回はそのいくつか紹介します。まずはイメージ(想像)して下さい。小さなお子様がテーブルにジュースを溢してしまいました。そのお子様のお母様が慌てて、「あら、あら。。」と言いながらテーブルをハンカチで拭いている様子です。
この時の、「あら、あら。。」を使ってトレーニングしてみましょう!


1)まず最初に「あら、あら、あら、あら」と何度か丁寧に言ってみましょう
この時のポイントは「あら、あら」の「ら」に注目して下さい。《ら》の発音の時、舌の先端が一瞬触れる場所があります(硬口蓋歯茎辺り)


2)次に早口にしてみましょう。「あらららららららら・・・・」どうですか? 連続で長く歌うように、どんどん早くしてみましょう。《ら》の発音の時、舌の先端が連続で触れる場所が音をふるわせます。その状態をタングトリルと言います。次に、違うアプローチで練習してみましょう。
《あららららららら、サッポロラーメン》と早口で言ってみましょう。
どうですか?巻き舌の感覚を掴めましたか。地道に練習することでマスターできます。頑張ってみましょう。


■巻き舌が上手いアーティストと練習おすすめ曲?


一番に挙げられるアーティストはやはり、椎名林檎 さんの楽曲『本能』でしょう。〈 ら・り・る・れ・ろ 〉が強い巻き舌で発音されており、彼女の代表曲のひとつです。彼女の歌には巻き舌が多様に取り入れられており、楽曲にさまざまな変化が見られます。その表現力が彼女の強みと人気です。男性もこの楽曲を、自分にあったキーに合わせカバーする事で素晴らしい〈巻き舌〉の感覚をつかめると思います。是非、自分の武器にし表現力の一部にしていきましょう。


おわりに


〈巻き舌〉は上記でも触れましたが、小さい頃からできる人もいれば、どれだけ頑張ってもできないという人もいます。わたしもできない方でした。まずはやさしい練習方法「あら、あら」から始めてみてみましょう。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さまが、日々を明るく過ごせる事を願っております。

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