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ピアノ弾き語り初心者の電子ピアノの選び方|ボイストレーニングVOAT

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--はじめに


ピアノはメロディーもリズムもハーモニーも奏でることができます。
「楽器の王様」と呼ばれていて、長い歴史の中で改良を重ねていくつかの種類に分かれました。
ここでは、そんなピアノの選び方についてご紹介します。


■ピアノの言っても様々。ピアノの種類を知ろう


(1)グランドピアノ


一般的に「ピアノ」は「グランドピアノ」を指している言葉です。
グランドピアノは、コンサートホールや学校、音楽室、ホテルのロビーやレストランなどで見かけます。
豊かな響きと多彩な音色は力強く、繊細に、さまざまな情景や心情を表現することができるので多くの人々を魅了してきました。
18世紀に発明されて以来、形状にほとんど変化はありません。
弦は床と水平に張られていて、高い音の弦は短く、低い音の弦は長いためにこのような独特の形になりました。
グランドピアノの造りは「地面と水平にピアノフレームが設置されている」という特徴があって、奥行きは1.7?3mとピアノの中でも大型です。
造りが大きくなればなるほど弦も長くなるため、グランドピアノの振動はよくなり、それに伴って音の響きも素晴らしいものになっています。
グランドピアノ特有の音の響きを生かしたいのであれば、音が共鳴しやすいように天井が高くて広い部屋にピアノを設置することです。


(2)アップライトピアノ


アップライトピアノはグランドピアノよりもコンパクトで場所を取らないため、日本で多く普及しているピアノです。
縦型でスッキリしたシルエットのアップライトピアノの高さは約120?130cmですので圧迫感を感じさせません。
限られたスペースにも設置できるために、フレームと弦を床と垂直になるように配置して、グランドピアノの機能を活かしています。
音質はグランドピアノにはかないませんが、趣味用や練習用として普及してきました。
最近はグランドピアノに近づくように音色やタッチが改良され、さらに省スペース設計のモデルも出てきています。
色も黒ばかりでなく茶や白、木目などさまざまで、調度品としても楽しめるほどデザイン性に優れた物も登場しています。


(3)電子ピアノ


「電子ピアノ」とは、電子データ化された音源が内蔵されたピアノ型の楽器です。
グランドピアノやアップライトピアノは「弦を利用して」音を出していましたが、電子ピアノは「スピーカー」から音を出すという全く違う特徴を持っています。
初心者でも簡単に音量や音色を調整することができるので、時間を気にすることなく練習できます。
調律の必要もなく、コンパクトなために日本の住宅事情に適したピアノです。
最近ではグランドピアノやアップライトピアノと同様に、鍵盤のタッチによって音の強弱をつけることができる電子ピアノも開発されて機能は充実しています。
価格帯も幅広く、リーズナブルなものなら数万円で購入できるので初心者の方には最適です。


(4)キーボード


音楽の世界におけるキーボードにはさまざまな意味があり、鍵盤楽器の総称としても使われるため、電子ピアノも広義においてはキーボードの一種です。
キーボードと電子ピアノの違いは、生ピアノの再現度です。
電子ピアノはエレクトリックピアノとも呼ばれ、ピアノの音を電子音で再現しています。
電子ピアノの鍵盤数は生ピアノと同じ88鍵で、音色も非常に生ピアノに近いです。
キーボードは、シンセサイザー(音源)を鍵盤によって操作する楽器のことを指します。
キーボードも電子ピアノと同じく、電子音でピアノに近い音色を再現しますが電子ピアノと比べると、軽い音色や鍵盤なので生ピアノとは違った印象になります。
キーボードの鍵盤数は49?61鍵のものが多く、生ピアノの代用にはならないのがデメリットです。
本格的にピアノを習いたい人には不向きですが、趣味で始めた人にとってはキーボードのほうが価格が安くてお手軽です。


■電子ピアノのメリット


(1)何時でも練習できる


住宅の密集する都市部やマンション、アパートなどで楽器の演奏をするのは、夜だけに限らず近隣への音が気になります。
しかし電子ピアノは、テレビの音量を調整するのと同じように自在に音量コントロールができます。
ヘッドホンをつければ外に漏れる音は一切なくなるので、深夜でも気兼ねなく練習できます。
ヘッドホンジャックは2つ付いていますので、ヘッドホンを付けての連弾やレッスンなどにも対応ができます。


(2)音色を変えられる


内蔵するさまざまな音色を切り替えて、多彩なサウンドで演奏を楽しむことができます。
ピアノのほかに、シンセサイザーやオルガンなどの鍵盤楽器、ギターやバイオリン、ヴィオラ、チェロなどの弦楽器、ドラムなどの打楽器まで豊富な音色が内蔵されています。
USBメモリーを直挿して演奏を録音することも可能です。
練習用のMIDI音源も収録されているので、自分で弾かずに音楽再生だけを楽しむこともできます。


(3)持ち運びができる


グランドピアノ、アップライトピアノは大きな場所を必要とします。
重量も非常に重たいため、設置場所の強度の心配や移動においても悩みとなります。
電子ピアノはコンパクトで、大抵のモデルは40?60kg程度の重さですので、大人が二人いれば持ち上がって移動も可能です。


(4)キーの変更が簡単


電子ピアノには、鍵盤の音の高さを半音ずつ変える移調(トランスポーズ)の機能が搭載しています。
このトランスポーズの機能を使えば、ボタンを押すだけで簡単にキーチェンジすることが可能です。


(5)音色が選べる


グランドピアノさながらのサウンドを奏でる機器も販売されています。
サンプリング音源やスピーカーの個数によって、音質が大きく変わってきます。


■自分に合った電子ピアノを選ぼう


(1)鍵盤数


鍵盤の数は多ければ多いほど幅広い音が出せますが、実際に自分に必要な鍵盤数がわかるのは、自分の弾きたい曲ややりたいことが明確になってからです。
自分の実力が上がると出来る事が増えていきますので、スペースに余裕があれば88鍵がおすすめです。
グランドピアノなど通常のピアノは88鍵です。
この88鍵盤というのが、フルサイズとして最も鍵盤数が多いものになります。
スペースや重量、値段などの都合で88鍵が厳しければ76、61、44といった鍵盤数の少ない電子ピアノを選択してください。
鍵盤数が少なければ少ないほど、サイズはコンパクトになり持ち運びも楽ですし、値段も安くなります。


(2)鍵盤のタッチ


生ピアノの鍵盤のタッチに近い電子ピアノを選ぶというのが大きなポイントです。
生ピアノは鍵盤の先にあるハンマーが弦を叩き、弦の振動がピアノ内の各部に伝わることで美しい音色が発音される仕組みです。
「エスケープメント」という鍵盤をゆっくり押した時に感じるクリック感を再現した機能がついていると、生ピアノの鍵盤のタッチに近づきます。


(3)据え置きのものか、持ち運びできるものか


練習がメインであれば「据え置き」、ライブなどで使用することも念頭にあれば「持ち運び」できるものを選んでください。


■弾き語りにおすすめの電子ピアノは?


(1)YAMAHA NP-32


幅×高さ×奥行:1,244mm×105mm×259mm
スリムでコンパクトなボディ
鍵盤数76鍵(「左手が足りない」ということが起こりにくい)
コンパクトで軽量(5.7kg)持ち運び可能!
乾電池6本でも使用可。
ヘッドフォン使用可。


(2)CASIO LK-311


幅×高さ×奥行:94.6×9.2×30.7cm
鍵盤数61鍵。
光ガイド機能付き。
ステップアップレッスン機能がついている。
重量は3.5kg(持ち運び楽)
乾電池6本でも使用可。
ヘッドフォン使用可。
マイク、マイクホルダー付属。


(3)Roland GO-61P


3.9kgと軽量
高品位なスピーカー内蔵。
61鍵盤。
Bluetooth機能を使えばスマートフォン/タブレットの音楽を、本体の高音質スピーカーで再生しながら、ピアノ演奏を楽しむことができます。


■電子ピアノ以外に必要なものは?


(1)キーボードスタンド


エックス型 (シングルレッグ)
10キロ以下の軽いキーボードを置くには良いですが、それ以上の重さのキーボードは不安があります。
長所・・・軽量で運びやすい、安い、セッティングが楽。
短所・・・本当に軽いキーボードしか置けない。


エックス型 (ダブルレッグ)
ダブルレッグはその名の通り、支える部分が二重構造になっています。
シングルレッグに比べて安定感抜群なのでライブでは間違いなく完全にこちらがオススメです。
長所・・・シングルより安定感があって、値段もそれほど変わらない。88鍵盤のピアノタッチでも座って弾くのであれば使用可能。
短所・・・シングルレッグより少し価格が高く、重量もある。足もとが少し狭い。


テーブル型スタンド
88鍵盤のピアノ系を載せる場合はこのタイプが安定しています。
足元が広いのでピアノを弾く演奏姿勢を保つことができます。
多くは四脚が綺麗に収まらないので持ち運びでかさばります。
長所・・・座って弾くのには安定していて88鍵盤も対応。足元が広い。
短所・・・多くのものは折りたたみ時にかさばる、左右の広げ過ぎに注意。


Z型スタンド
座って弾く際に88鍵盤でも最高の安定感があります。
立って弾く場合でもある程度の高さまで上げることができます。
足元が広いのでペダル、フットスイッチなどを置くことができます。
最大の短所は「重くて持ち運びが困難」という点です。
長所・・・立ち座り、両方に重量あるキーボードに対し抜群の安定感。
短所・・・持ち運びは困難、重い、かさばる、高価。


(2)椅子


背もたれタイプ
背もたれがついていて、後ろのタブで座面の高さを簡単に変えることができます。
背もたれは演奏中には使用しませんが、背もたれがついているおかげで椅子自体の重心が後ろになって前に体重をかけても椅子が浮きにくいというメリットがあります。
ベンチタイプに比べると値段が高くて、クッション性がないので長時間の練習には向いていません。


ベンチタイプ
ピアノを購入する際についてくるのはベンチタイプの椅子が多いです。
サイドのネジで無段階に細かい高さ調節ができます。
座面はクッション性があるので長時間座って練習していても疲れません。
裾の大きく広がったドレスでもラインを邪魔しないので、コンサートでよく用いられます。
背もたれタイプに比べて値段も安く、自宅で練習するのには最適な椅子です。


(3)サスティンペダル(付属していなければ)


ペダルを後付けできる電子ピアノとできないものがありますので注意が必要です。
基本的には、電子ピアノと同じメーカーのペダルであれば問題なく使えます。
中には各メーカーに対応したペダルも売られていますので、対応メーカーの中に電子ピアノと同じメーカー名が入っているかチェックすると良いです。


■ボーカルスクールで弾き語りもレッスンできる!


ボーカルスクールでは歌のレッスンがメインですが、楽器を演奏しながら歌う弾き語りのレッスンももちろん対応可能です。
コードの理解や弾き方のポイントも教えてもらえるので、独学よりも上達が早いです。
特に歌唱と楽器のバランスなどは客観的に見てもらわないと、とても分かりにくくなっています。
ボーカルスクールVOATでも、もちろん弾き語りのレッスンを実施しています。
ギターもピアノもどちらもでレッスン可能です。


--終わりに


いかがでしたでしょうか?
種類が豊富なので悩まれると思いますが、ぜひ自分の気に入った電子ピアノを手に入れて下さい。
迷ったら簡単に手に入る安価で初心者向けの電子ピアノを手に入れみてください。
ピアノ演奏という趣味ができて、好きな曲を練習して深まっていくと生活に安らぎと豊かさが生まれるはずです。
電子ピアノを手に入れたら、ぜひ自分の好きな曲を練習してみてください。

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