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人気声優がアーティストに!声優とアーティストの活動とは|ボーカルスクールVOAT

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--はじめに


皆さん、「声優」と「声優アーティスト」の違いはわかりますか?実は、仕事の内容も違えば、求められるものも大きく違ってきます。今日は、「声優」と「声優アーティスト」の仕事に関して詳しくご紹介していきます。


■ 声優のお仕事とは


声優とは、「アニメーション」や「映画」の吹き替えを担当する仕事です。アニメや外国人のキャラクターになりきり、そのイメージに合わせて声を使い分けていきます。声優の活躍の場はアニメや映画のみならず、テレビやラジオのナレーション、ラジオドラマ、ゲームソフトやスマートフォンアプリ、商業施設や公共施設のアナウンスなど幅広い仕事があります。
声優として人気を集めると、CDを発売したりライブやイベントに参加したりする機会もあります。かつては声優といえば「顔が見えない」存在でしたが、近年では芸能人と同様に人気を集める人もいます。


(1)アニメーションのアフレコ


アニメのキャラクターは、それだけではただの「絵」でしかありません。そこに声優が声を吹き込むことで、生き生きと動き出す個性あふれるキャラクターとなります。この声を吹き込む作業のことを「アフレコ」もしくは「アテレコ」といい、同じキャラクターでも声優の質や特徴によって、キャラクターから受ける印象は随分と違うものになります。
原作者が持つイメージや意図をしっかりと受け止めることも大切ですが、キャラクターの魅力をどれだけ引き出すことができるかどうかは、声優にかかっているといえます。


(2)洋画の吹き替え


外国で作られた映画やドラマなどの日本語吹き替え版を作るための仕事です。かつてはハリウッド映画が中心でしたが、近年は韓国ドラマをはじめとした海外ドラマのブームなどもあり、この分野での需要は非常に増えているといわれます。


(3)テレビ番組やCMなどのナレーション


ナレーションの仕事は、番組やCMコンセプトによってさまざまな声が求められます。キャラクターや登場人物が現れるアニメーションや洋画とは違い、声優の声ひとつで世界観を表現しなければならないため難しさもあります。


(4)ゲームやスマートフォンアプリのキャラクターボイス


近年、特に需要が増えている分野で、ゲームやスマートフォンアプリに登場するキャラクターの声に対してアフレコを行います。ゲームやスマートフォンアプリの制作技術が進歩するとともに、声優のアフレコに要求されるレベルも高まり、ときにはアニメーションや映画よりも多いセリフを担当することもあります。


(5)ラジオパーソナリティ


声優として人気を集めるようになると、ラジオパーソナリティを務めることも多くあります。ラジオはもともと声だけで相手に情報を届けるメディアのため、声優が活躍するのには最適な場ともいえるでしょう。


■ 声優アーティストの活動とは


本来声優といえば、アニメやゲームなどのキャラクターに声を吹き込む仕事だという認識が一般的だと思います。そしてアーティストといえば、歌手活動をしている人というのが一般的なイメージだと思いますが、声優アーティストは声優と一体何が違うのか?声優アーティストについて詳しくご紹介します。


(1)声優アーティストとは


声優アーティストというのは、その名の通り、本業は声優でありながら歌手活動も行っている人たちのことをいいます。中には歌手活動だけでなく、作詞や作曲、舞台活動、ダンスなども行うようなマルチな人もいます。
近年は声優のアーティスト活動が目立ってきているため、声優アーティストを目指して声優を志す人も非常に多くなっているようです。声優アーティストになるまでの経緯には主に二つのパターンがあります。


一つは、声優として活動していた人が歌手デビューするパターン。もう一つは、元々歌手としてデビューした人が後に声優としての活動も始めるパターンです。最近は、最初から声優アーティストとしての才能を発掘することを目的としたオーディションが行われているところもあります。それに伴って声優の学校や養成所でも、声の芝居のレッスンだけでなく、歌やダンスのレッスンも行われるようになってきています。


(2)声優アーティストのやりがいとは


声優アーティストの一番のやりがいは、声優と歌手のどちらの良いところも味わうことができるという点です。声優としての活動では、声によってさまざまなキャラクターを演じることができます。
アニメだけに限らず、ゲームや外国映画の吹き替えなど様々なコンテンツにおいて、自分の声を遺憾なく発揮することができるのです。演技をするのが好きな人にとっては、あらゆる役を演じることができるのはこの上ないやりがいといえます。


一方で歌手活動においては、声優の仕事とは打って変わって自分自身が人前に出ることになります。声優アーティストの人気が高まっている今、大きな注目を浴びる可能性も高くなっています。声だけでなく自分の存在にまで注目が集まることで、大きな喜びを感じることができます。


■ 人気の声優アーティスト


(1)水樹奈々


実家は歌謡教室を経営しており、お父さんが元歌手志望だったそうです。お父さんは夢を叶えることはできませんでしたが、夢を託された水樹さんは毎日休まず歌の猛特訓を受けました。そして、子供の頃は「のど自慢大会荒らし」と言われていたそうです。さらに、音感を養うために、ピアノとエレクトーンも習っていたそうです。高校2年生からは代々木アニメーション学院に通い、在学中にデビューしました。声優初のドーム進出など、歌手活動でも偉業を成し遂げています。


--代表作--
「NARUTO?ナルト」(日向ヒナタ役)
「MUSIC JAPAN」(ナレーション)
「ハートキャッチプリキュア!」(花咲つぼみ/キュアブロッサム役)


--代表曲--
「深愛」
「ETERNAL BLAZE」
「Synchrogazer」


(2)田村ゆかり


幅広い声質が特徴の声優アーティストです。同じ作品で1人4役をこなすこともありました。作品ごとに演じ分けることは当然の如くありますが、一つの作品で何役もこなすのはとても大変なことです。30代とは思えないくらい演じる声、普段の喋り方、歌声、すべてが可愛らしいです。幼少期はアイドルに憧れていたそうです。水樹奈々さんと同じく代々木アニメーション学院に通い、長い下積み生活を経験したそうです。ライブでは、ぬいぐるみなど、視覚効果を使った演出が高い評価を得ています。


--代表作--
「魔法少女リリカルなのは」(高町なのは役)
「ひぐらしのなく頃に」(古手梨花役)
「NARUTO」(テンテン役)


--代表曲--
「You&Me」
「チェルシーガール」
「fancy baby doll」


(3)宮野真守


常に声優ランキング上位にいて、「マモちゃん」という愛称で親しまれています。子役出身で歌って踊れる声優さんです。トークのセンスも抜群でとても親しみやすい雰囲気を持っています。顔も声もかっこいいのに、お笑い芸人に負けないくらい面白いです。歌、ダンス、演技どれをとっても文句なしのクオリティで、万能な声優アーティストです。男性声優のソロ公演初となる日本武道館公演を行いました。


--代表作--
「DEATH NOTE」(夜神月役)
「機動戦士ガンダム00」(刹那・F・セイエイ)
「うたの☆プリンスさまっ♪」(一ノ瀬トキヤ)


--代表曲--
「カノン」
「オルフェ」
「蒼ノ翼」


(4)蒼井翔太


老若男女問わず、人気の声優アーティストです。唯一無二のハイトーンボイスが特徴で、女性キーの歌も難なく歌いこなします。女性の声も出るため、「北斗の拳 イチゴ味」では、女性のリン役を担当しました。歌唱力も抜群で、中性的な声が魅力です。歌って踊れる声優アーティストで、作詞・作曲もします。また、舞台で主演を務めるなど多方面で活躍されています。10代のときに「SHOWTA.」として歌手デビューし、3年後に声優に転向しました。2016年には日本武道館でライブを行いました。


--代表作--
「うたの☆プリンスさまっ♪」(美風藍役)
「ツキウタ。」(水無月涙役)
「少年ハリウッド」(富井大樹)


--代表曲--
「TRUE HEARTS」
「秘密のクチヅケ」
「絶世スターゲイト」


■ 声優アーティストを目指すなら


声優アーティストとして活動している人を分類すると、3つのパターンがあります。


(1)声優デビューした後に、歌手デビューしているパターン


(2)歌手デビューした後に、声優デビューしているパターン


(3)最初から声優兼アーティストとして、デビューしているパターン


養成所に限らず専門学校やスクールでも、声優の勉強だけではなく、歌手活動に求められるダンスや歌のレッスンも学べるところが増えてきていますので、まずは自分が何を学ぶべきかをしっかり考えましょう。


--声優アーティストに求められる能力とは--


声優アーティストには、当然ながら声優としての能力と歌手としての能力のどちらも求められます。まず声優として求められるのが、演技力や表現力です。特に声だけで演技をする声優の仕事では、映像や舞台などの役者に求められるものとは違う特殊な演技力と表現力が求められます。そして歌手として求められるのが、歌唱力や柔軟に対応できるスキルです。歌が上手なのはもちろん、ビブラートやしゃくりなどの歌唱スキルも持ち合わせているとより有利になります。また、声優としても歌手としても求められるのが豊かな感受性です。声だけで演技をする声優は、よりキャラクターや物語に感情移入することがとても大切になります。またそれは歌手に関しても同じことがいえ、歌だけで人の感受性を揺さぶるためには、その歌の世界に入り込む必要があるといえます。


--終わりに


さて、今日は「声優」と「声優アーティスト」の仕事に関してご紹介しましたがいかがでしたか?どちらもとても素晴らしい仕事ですが、簡単にはできない仕事ですよね。日々の弛まぬ努力が実を結びます。是非参考にしていただけたらと思います。

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