【ボイストレーニング】乾燥時期の前に知っておきたい!喉にやさしいはちみつ特集
?はじめに
乾燥の時期などは、喉に違和感を感じたり喉が痛いと感じたことがあると思います。
喉の痛みや咳は本当に辛いものです。
そんな喉の痛みや咳止めの対策として、はちみつに効果があることをご存知でしょうか?
ここでは、喉の痛みや咳止めを解消するはちみつの効果についてご紹介します。
■なぜ、喉に良いの?はちみつの効果とは
(1)殺菌効果と防腐作用
はちみつは保存食として優れていて、防腐作用によって病原菌を殺菌する力があります。
呼吸器系の細菌の増殖を抑制する働きによって咳を止めることができるのです。
小児用のシロップ状の咳止めと同じ効果があるそうです。
ハチミツは薬ではないので、副作用の心配なく安心して服用できます。
(2)粘膜保護効果
喉の粘膜を保護する作用があります。
はちみつの水分量は約20%で低いですが、周囲から水分を集めて閉じ込める保湿効果がとても高いです。
適度な粘度と高い保湿効果で、乾燥から強力に喉粘膜を保護します。
喉に付着した雑菌を倒すだけではなく、荒れた粘膜を保護する効果があるのです。
殺菌効果との相乗効果で、喉粘膜の保護能力が高まります。
(3)疲労回復効果
はちみつには免疫力を高める作用があって感染症を抑えてくれます。
はちみつの主成分はブドウ糖と果糖で、この2つはどちらも構造がシンプルな単純糖です。
単純糖は体内に吸収されると、即座にエネルギーとして消費されます。
さらに、アレルギーを引き起こす免疫機能の乱れも調整してくれます。
■はちみつを飲むと喉がイガイガする?原因は浸透圧にあった!
(1)浸透圧とは
浸透圧とは濃度の違う液体間で生じる現象です。
濃度の低い方の水分は、濃度の高い方に移動して濃度を下げてしまう性質のことを指します。
(2)喉がイガイガする原因
このイガイガは、浸透圧によって喉粘膜の水分を奪っているためです。
つまり濃度の低い喉粘膜の水分が、濃度の高いはちみつに奪われてしまうのです。
この「イガイガ」は、はちみつが喉を通過するときの一時的なものなので、害はありません。
喉を通過していくうちに、体内の水分で補われて痛みはすぐに収まります。
■歌手も愛用している"マヌカハニー"
(1)マヌカハニーとは
高い殺菌作用や抗菌力があることから、ニュージーランドの原住民たちの間では薬として使われていたこともあります。
日本でもスーパーフードとして注目されています。
値段は高めで、普通のはちみつが500?1,000円のところ、マヌカハニーは安くても数千円、高いと1万円以上の価格です。
(2)マヌカハニーを食べる際の注意点
金属のスプーンを使うと蜂蜜の活性力が落ちてしまいますので、木製やプラスチック製のスプーンを使用して下さい。
(3)愛用しているアーティスト
Gacktさん
マヌカハニー愛用歴は20年以上とのことです。
渡瀬マキさん
テレビ番組「駆け込みドクター!」で紹介されていました。
島谷ひとみさん
テレビ番組「駆け込みドクター!」で紹介されていました。
平原綾香さん
テレビ番組「はなまるマーケット」で紹介されていました。
その他でも森山良子さん、aikoさん、中居正広さん、玉森裕太くん、ジェロさん、知念里奈さん、保田圭さん、白石麻衣さん、声優の浅野真澄さんなどがマヌカハニー愛用されているそうです。
■ボイトレのお供に!喉に良いはちみつドリンクのレシピ
(1)はちみつレモン
水を沸かしたお湯にはちみつを入れてかき混ぜます。
甘さが足りない場合は砂糖を少し入れます。
冷たいのがお好みの場合は氷を入れて下さい。
(2)はちみつレモンのホット
マグカップにはちみつ、砂糖、レモン汁、すりおろし生姜を入れてよく混ぜます。
水も加えて更に混ぜます。
全てが溶けなくても温めた後にも混ぜるので安心して下さい。
マグカップをレンジに入れて温めます。
スプーンで混ぜて出来上がりです。
(3)はちみつ生姜レモンティー
紅茶を作って材料を全部入れるだけです。
生姜は入れ過ぎてしまうと飲みにくくなるので量は調節が必要です。
(4)はちみつかぼすドリンク
水を沸かしたお湯にはちみつを入れてかき混ぜます。
カップにお湯、はちみつ、かぼす果汁を入れて混ぜます。
レモンよりかぼすの方がビタミンCが多いです。
?終わりに
抗炎症、抗菌、抗酸化といった効果に加え、疲労回復や整腸作用も兼ね備えている万能な「はちみつ」
喉の不調に関わらず、定期的に摂取することをおすすめします。
しかし、あくまでも甘いものなので、大量に摂取すると太ってしまいますので、飲み過ぎには注意して下さい。